ハイジが呼吸をしていないのに気づいた私は、すぐに主人を起こしました。
「ハイジ、息をしていないよ。」
というと、主人もすぐに目を覚まし、身体に手を当てていました。
二人でハイジが呼吸をしていなのを確認し、ハイジの顔を覗きました。
するとハイジは、私の枕カバーをギュッと思いっきり噛んでいました。
たぶん、死後硬直が始まっていたんだと思います。
主人と二人でハイジの口から枕カバーをはずそうとしましたが、あまりにギュッと噛んでいるのではずせません。
しばらく二人でハイジを眺めていましたが、まだ深夜なので、そのままにして主人は眠り始めました。
私も目をつぶろうとしましたが、眠れませんでした。
しばらくハイジの身体に手を当てながら布団の中にいましたが、一人で起きてリビングに行きました。
ハイジをそのままにしてはおけないと思い、パソコンを開けて、ネットでペットの火葬をしてくれるところを探しました。
できることならあのフワフワのハイジをそのままずっとそばに寝かせておきたかったけれど、そうも行きません。
日にちをおいてしまうと私たちも仕事があるので、やっぱり日曜日のその日が良いと思いました。
近く・・・まめパパの実家のそばにペットの火葬場があるのを知りました。
しかも24時間対応です。
まるで人間並みだなと驚きました。
値段もピンキリでいろいろでしたが、近くが良いと思いました。
火葬の仕方には3通りあって、合同葬、個別葬、立合葬というものがあります。
合同葬というのは、ほかのペットと一緒に火葬します。
遺骨も持って帰ることはできません。
他のものと一緒に焼いてしまうので、個別の判断ができなくなってしまうからだと思います。
個別葬というのは、個別に焼くけれど、立会いはせずに業者に任せて焼いた後に遺骨を引き取るというもの。
立合葬は、人間と同じで飼い主が自分で骨を拾うというものです。
業者によっては引取りに来て、焼いた後にお骨を持ってくるというところもありました。
私は、独断で立合葬にすることにしました。
夜中でしたが、電話してみました。
24時間対応なので、電話はすぐにつながり予約できました。
娘にメールしました。
夜中なので見ていないと思いましたが、メールを入れておこうと思いました。
「ハイジが息をしなくなったよ。」
と。
朝になって、主人が起きてきました。
「枕カバーが取れたよ。時間が経ったら口をあける事ができた。」
と言っていました。
ハイジを毛布にくるんで娘からの連絡を待ちました。
でも、娘からは連絡がありません。
まだ眠っているのかなと思いました。
ところが、娘は朝早くやってきました。
娘は、メールを見たけれど、返事が返せなかったようです。
休日だったのにその日は息子も珍しく早く目を覚ましていました。
ハイジのことを話しました。
息子はすぐにハイジのところに行き、しばらくの間動きませんでした。
娘は我が家へ来てひとしきり泣いた後、ハイジの身体をきれいにしてくれました。
体調が悪かったため、なかなかお風呂に入れることができず汚かったハイジは、娘のおかげできれいになりました。
予約の時間になり、私と主人と息子と娘、そしてまめとツブで出かけました。
みんなが揃っている時で本当に良かった。
平日だったら私は休みを取ったとしても、主人と息子が同行するのは無理だったろうと思います。
みんな揃ってハイジを送ることができて、本当に良かったと思いました。
毛布にくるんだハイジを私が抱きました。
体中に力がなく、だらんとしたハイジは、生きている時のようにはうまく抱けず、毛布から手足が出そうになりました。
体重をすべて任せているせいか、生きているときより重く感じました。
眠っているようでしょう?
ハイジは骨と皮だけになってしまっていましたが、骨はとてもしっかりしていると言われました。
犬ののど仏も人間と同じように仏様が手を合わせているようでした。
骨壷のカバーを選ぶとき、何種類かのカバーがあったのですが、私は迷わずピンクの水玉のカバーを選びました。
ハイジにぴったりだと思いました。
ハイジがずいぶんお世話になった娘のかつての同僚から、こんなにきれいなアレンジが届きました。
色合いもハイジにぴったりだと思いました。
ハイジの写真の手前のものは、まめが考えたお線香とろうそくだそうです。
こうしてハイジは骨になってしまいましたが、私はハイジをずっと家においておくつもりでいます。
そうすれば、今までのように毎日ハイジに話しかけられるからです。
ハイジの写真を載せるのはどうなのかと思いましたが、眠っているみたいなので、載せました。
みなさんにご心配いただいていますが、私も少しずつ元気になっています。
「ハイジ、息をしていないよ。」
というと、主人もすぐに目を覚まし、身体に手を当てていました。
二人でハイジが呼吸をしていなのを確認し、ハイジの顔を覗きました。
するとハイジは、私の枕カバーをギュッと思いっきり噛んでいました。
たぶん、死後硬直が始まっていたんだと思います。
主人と二人でハイジの口から枕カバーをはずそうとしましたが、あまりにギュッと噛んでいるのではずせません。
しばらく二人でハイジを眺めていましたが、まだ深夜なので、そのままにして主人は眠り始めました。
私も目をつぶろうとしましたが、眠れませんでした。
しばらくハイジの身体に手を当てながら布団の中にいましたが、一人で起きてリビングに行きました。
ハイジをそのままにしてはおけないと思い、パソコンを開けて、ネットでペットの火葬をしてくれるところを探しました。
できることならあのフワフワのハイジをそのままずっとそばに寝かせておきたかったけれど、そうも行きません。
日にちをおいてしまうと私たちも仕事があるので、やっぱり日曜日のその日が良いと思いました。
近く・・・まめパパの実家のそばにペットの火葬場があるのを知りました。
しかも24時間対応です。
まるで人間並みだなと驚きました。
値段もピンキリでいろいろでしたが、近くが良いと思いました。
火葬の仕方には3通りあって、合同葬、個別葬、立合葬というものがあります。
合同葬というのは、ほかのペットと一緒に火葬します。
遺骨も持って帰ることはできません。
他のものと一緒に焼いてしまうので、個別の判断ができなくなってしまうからだと思います。
個別葬というのは、個別に焼くけれど、立会いはせずに業者に任せて焼いた後に遺骨を引き取るというもの。
立合葬は、人間と同じで飼い主が自分で骨を拾うというものです。
業者によっては引取りに来て、焼いた後にお骨を持ってくるというところもありました。
私は、独断で立合葬にすることにしました。
夜中でしたが、電話してみました。
24時間対応なので、電話はすぐにつながり予約できました。
娘にメールしました。
夜中なので見ていないと思いましたが、メールを入れておこうと思いました。
「ハイジが息をしなくなったよ。」
と。
朝になって、主人が起きてきました。
「枕カバーが取れたよ。時間が経ったら口をあける事ができた。」
と言っていました。
ハイジを毛布にくるんで娘からの連絡を待ちました。
でも、娘からは連絡がありません。
まだ眠っているのかなと思いました。
ところが、娘は朝早くやってきました。
娘は、メールを見たけれど、返事が返せなかったようです。
休日だったのにその日は息子も珍しく早く目を覚ましていました。
ハイジのことを話しました。
息子はすぐにハイジのところに行き、しばらくの間動きませんでした。
娘は我が家へ来てひとしきり泣いた後、ハイジの身体をきれいにしてくれました。
体調が悪かったため、なかなかお風呂に入れることができず汚かったハイジは、娘のおかげできれいになりました。
予約の時間になり、私と主人と息子と娘、そしてまめとツブで出かけました。
みんなが揃っている時で本当に良かった。
平日だったら私は休みを取ったとしても、主人と息子が同行するのは無理だったろうと思います。
みんな揃ってハイジを送ることができて、本当に良かったと思いました。
毛布にくるんだハイジを私が抱きました。
体中に力がなく、だらんとしたハイジは、生きている時のようにはうまく抱けず、毛布から手足が出そうになりました。
体重をすべて任せているせいか、生きているときより重く感じました。
眠っているようでしょう?
ハイジは骨と皮だけになってしまっていましたが、骨はとてもしっかりしていると言われました。
犬ののど仏も人間と同じように仏様が手を合わせているようでした。
骨壷のカバーを選ぶとき、何種類かのカバーがあったのですが、私は迷わずピンクの水玉のカバーを選びました。
ハイジにぴったりだと思いました。
ハイジがずいぶんお世話になった娘のかつての同僚から、こんなにきれいなアレンジが届きました。
色合いもハイジにぴったりだと思いました。
ハイジの写真の手前のものは、まめが考えたお線香とろうそくだそうです。
こうしてハイジは骨になってしまいましたが、私はハイジをずっと家においておくつもりでいます。
そうすれば、今までのように毎日ハイジに話しかけられるからです。
ハイジの写真を載せるのはどうなのかと思いましたが、眠っているみたいなので、載せました。
みなさんにご心配いただいていますが、私も少しずつ元気になっています。