ウォーキングの途中にバス停があります。
私の地域に唯一通る路線バスですが、朝夕の通勤時間以外は、１時間に１本とか２時間待たなければバスは来る事はなく、日中利用する人はほとんどいないようです。
私も子供たちが小さいころは車の免許を持っていなかったので、病院へ通うのにバスを利用しまたが、今は全く乗ることはありません。
ウォーキングで通るバス停はいくつかありますが、その中の一つのバス停のそばに子供の靴が置かれています。
まだ歩き始めたばかりの子供の靴だと思います。
一週間くらい前からずっとこの状態で置かれたままになっています。
母親との二人連れか、あるいは兄弟がいたのか？
バスを待っている間に子供が履きなれない靴を嫌がり、脱がせて抱っこしたところ靴をそのまま忘れてバスに乗ってしまったのかなと想像します。
でも、何故ずっとそのままになっているのか？
バス停で靴を置いたままにしてきてしまったのは、お母さんはわかっているはずだろうと。
あそこのバス停でバスを待つ人なら、あの近辺に住んでいる人だろうと思われ、靴の事を思い出せば、探しに行くのではないか？
出かけた帰りもバスに乗れば、反対側のバス停のそばに置かれている靴が目に入るだろうに・・・。
それとも・・・
バスに乗って駅まで行き、長い間実家に帰っているため、靴を探しに行けないのか？
それとも・・・
あの近辺の家に遊びに行った帰りで、今後は、あのバス停を利用することはない人なのか？
それとも・・・
なくしてしまった靴をあきらめてしまって、探しに行かないのか？
ずっと置かれたままになっている靴を見るたびに色々想像してしまいます。
そして、もう一つ置かれたままになっている靴があります。
片方だけの靴です。
この靴もそろそろ一週間くらい置かれたままになっています。
男ものの靴のようですが、小学校高学年か中学生くらいの子供の靴でしょうか？
この靴もバス通り沿いに置かれています。
たまに高速道路などでも片方の靴を見かけることがありますが、どういう理由でそこに靴があるのかと考えてしまいます。
片方裸足で帰ったはずなので、この靴が置かれている訳は、先ほどの赤ちゃんの靴が置かれているより理由がわからないかなぁ。
