少しは成長したのかと思ったけれど

早いもので、まめたろうは、来春中学生になります。
続きの運動会の時、娘とまめの同級生のお母さんとの会話が聞こえてきました。
卒業式の服をどうするかとか中学の制服をどこで作るかなどの話でした。
そうか～、そういう時期なのか～と思いながら、みんなの会話を聞いていました。

ツブのサッカースクールの日は、まめとミニは私の家で夕食を食べ、お風呂に入り、宿題をして帰ります。
今までは、私とミニが最初にお風呂に入り、次にまめと主人が入っていました。でも、最近は、まめは一人でお風呂に入るようになりました。
ツブは、「ジジ、一緒にお風呂に入ろう！」と言うのですが、まめは、さっさと一人でお風呂に入っていきます。

今までは、お風呂から出て、すっぽんぽんのまま部屋でしばらく遊んだりしていて、「そんな恰好で遊んでいないで、早く服を着なさい！」と言うくらいでしたが、さすがに最近は、それもなくなりました。

先日は、私がお風呂から出て洗面所にいると、隠れるように服を脱いで、さっと素早くお風呂に入って行きました。まめがお風呂に入ったのに全く気が付かなかったくらいの素早さでした。
私は、そのまま洗面所で顔を洗ったり、歯を磨いたりしていたのですが、まめは、お風呂から出る時、お風呂場から手だけ出して、バスタオルを素早くつかみ取り、お風呂のドアを閉めて、身体を拭いていました。
今までだったら、私がいても普通にお風呂から出てきて、洗面所で身体を拭いていたのに、今までとは違うまめの動作にやっぱり、もうじき中学生だから成長したんだなと思いました。
そして、いつまでも私が洗面所にいたのでは、まめがお風呂から出にくいだろうと思い、急いで洗面所を出ました。

すると、お風呂から出たまめは、すっぽんぽんのまま居間にやってきて、普通に服を着ていました。
な～んだ！人前で裸は、まだ平気なようです。
お風呂に入る時や身体を拭くときに、隠すようなしぐさをしていたのは、何だったんだ？
少しは大人になってきたのかと思ったら、全然そんなことはありませんでした（笑）

でも、そろそろ難しい時期に入るんだろうなと思います。
私の子供たちのことを思い出しても、中学時代は一番大変だったなと思います。反抗する時期でもあり、家の中でも会話をしなくなりました。何かいつもピリピリ尖ったような感じがして、自分と友達との世界に入り込み、私たち親を拒絶するような時期がありました。
それは、一時の事でしたが、まめも近いうちにそういう時期に入るんだろうなと思います。

お風呂から上がると、私は、子供たちの濡れた髪にドライヤーをかけます。
ミニの髪は長いので、かなり時間がかかります。
まめは、もちろん普段は、自分でドライヤーをかけて乾かせるのですが、私の家でお風呂に入った時は、私は、敢えて、まめの髪にドライヤーをかけます。
まめは、いつも素直に私に髪を乾かしてもらうために私の前に座ります。
こんなことができるのもあと数か月あるかないかだろうと思うので、私は、敢えてまめの髪を乾かすことにしています。
そのうち、私に触られるのも拒否するような時期が来るんだろうな。