以前も書きましたが、私はいつもウォーキングコースの途中にある小さな神社に寄ってお参りをしています。
先週、いつものように神社でお参りをして帰ろうとすると、宮司さんから声を掛けられました。
「こんにちは。これ、どうぞ」
と言って、宮司さんは、手に持っているビニール袋を差し出しました。
一昨年も冬至の前に柚子をいただいたので、また柚子かな？と思ったのですが、袋の外側からちらっと見えたものは柿でした。
柿は私の大好物です。
中身が柿だとわかった瞬間、私は思わず
「わぁ～！ありがとうございます！」
と叫ぶように言ってしまいました。
宮司さんは、私に柿を渡すとさーっと家に戻って行きました。
小さな柿で、見た目は熟しすぎているようですが、しっかりした硬さがあります。
１つ剥いて食べたところ、甘い、甘い。
私は、柿の季節になると多めに柿を買って、ある程度熟すまで室温に置いておきます。
あまり柔らかすぎるのは嫌なのですが、硬くて甘みの薄いものは好まないので、硬め柿は、自分の好みの硬さになるまで室温で柔らか目にしてから食べます。そうすると、甘みの薄い柿でも甘くなるからです。
でも、いただいた柿は、硬いのに甘い！
木で熟したものだからだと思います。
昨日、宮司さんに会ったので、再度お礼を言いました。
「先日は柿をありがとうございました。とても美味しかったです！買ってきた柿よりずっと美味しかった！」
と言うと、
「それは良かった！」
と宮司さんは言って、すーっといなくなってしまいました。
右側が今年いただいた柿、左側が一昨年いただいた柚子の木です。
柿も柚子もまだたくさんの実が残っています。
二度もいただいてしまって、いただきっぱなしで良いのかな？と思っています。
でも、お礼と言っても何をお礼したらよいのかわからないでいます。
