はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

インコのタカの病気

2004年11月25日 | インコ
インコのタカは、もう11歳を過ぎている。

今年の春、腫瘍の手術をした。
おしりのところにできものができているのに気づいて、病院へ連れて行った。
インコは、おしりから油をとって、身体に塗りつけるらしいけれど、ある一部を何度もつつくことによって、そこが腫瘍になったりするらしい。

鳥は、麻酔だけでショック死をすることがあるそうだけれど、私が連れて行った病院の先生は90パーセント成功する自信があると言った。
少し迷ったけれど、手術をお願いすることにした。
タカは1週間の入院後、すっかり元気になった。
採った組織を検査に出したら、タカの腫瘍は単にひっかいてできたものではなく、ガンだった。
最大限取れるものは全部取ったけれど、ガンの細胞が他に転移していたら半年くらいの間に再発するかもしれないと言われた。

家に連れて帰って、タカはまた以前のように、鏡に映る自分の姿を見ながら、元気にさえずるようになった。
タカは寝るときは必ずブランコに乗って寝る。
以前は寝るときに布をかけてやるとブランコに飛び乗って、寝る態勢に入っていたけれど、手術後は、暗くなると自分からブランコに乗って眠るようになった。

春に手術してちょうど半年目に当たる頃、鳥小屋を覗いたら、3箇所くらい血が落ちているのを見つけた。また、タカのおしりのあたりから血が出ているようだった。
急いで病院へ連れて行ったところ、前回手術した場所とは少し違うところにまたおできのようなものができていた。
そこを気にしてつつくため血がでていたようだ。

また手術を希望しますか?と聞かれ、タカはもう11歳だし、今度は体力も弱っているのと、今回手術をしてもまた別のところに腫瘍ができて・・・とそれを繰り返していくような感じもした。
それに、できたものがガンとは限らないとも言われた。
それで、手術は辞退した。
入院させるという方法もあったけれど、保温さえ気をつければ、入院していても同じだという先生の言葉で、家で面倒を見る方を選んだ。
ビタミン剤を出してくれて、とにかく保温に気をつけるようにと細かく教えてもらって帰ってきた。

日本は柵のある鳥かごで鳥を飼うけれど、欧米では、風除けのために水槽のようなもので鳥を飼うらしい。
それで、タカも保温のために、小さな鳥かごを買い、水槽の代品として透明なプラスチックのケースを買って、その中に鳥かごごと入れて、周りを電気毛布で囲った。
昼間は、日当たりの良い部屋に置き、オイルヒーターを置いて、温度を調節した。
今までより、狭い鳥小屋になって、始めは違和感があったようだけれど、今はずいぶん慣れたみたいだ。

タカが出血してからそろそろ3週間になるけれど、それ以降は出血する事もなく、また餌も今まで通り食べるようになった。
居場所が変わって、寂しいかもしれないと思い、昼間はずっとそばにラジオを置いてつけている。
すると、タカは、ラジオから音楽が流れると大きな声でさえずっている。

今のところ食欲もあり、とても元気そうになっているのでほっとしている。

タカの事を書いたり誰かに話をしたりすると何故かタカの体調が悪くなることが多く、なかなか書けないでいた。
でも、最近は元気そうなので、思い切って書いてみました。


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