あんなにきれいだった土手の紅葉も終わりに近づいています。
今は、さわさわと落ち葉の上を歩きます。
日曜日、いつものように土手を歩いていると、河原に多くの車が止まっているのが目に入りました。
見ると数人の人が集まって、凧揚げの準備をしているようでした。
そろそろ上がるのかな?と思い、しばらく見ていることにしました。
すると、位置についた人たちが一か所に集まり、次々と一升瓶からお酒を注ぎ分けて飲み始めました。
全員が飲み終わったところで、再び位置につき、いよいよ凧揚げが始まりました。
凧の文字を見ると、お隣の市の大凧のようでした。
凧は空高く舞い上がりました。
と言いたいところですが、これが限界でした。
凧はあっという間に落ちていきました。
あまり風もない穏やかな日だったので、長時間揚げるのには、条件が悪かったと思います。
私の地域では、大凧揚げは毎年ゴールデンウィークに行われます。
でも、コロナの影響で今年の大凧揚げは中止になりました。
それでかどうかわかりませんが、日曜日に凧揚げをしていました。
全く告知はなかったらしく、無観客での凧揚げでした。
見ている人は、私を含めて土手を通りかかった5~6人の人たちだけ。
私は準備段階から空に舞い上がるまでを見ることができてラッキーだったなと思っています。