『アイ・アム・レジェンド』と『吉原炎上』

今年は、大掃除の予定もなく、娘達はまめパパの田舎に行ったため、比較的のんびりと自分の時間が持てる年末になりました。
昨日は、今年最後の子守でしたが、今日は、朝から主人と二人で映画に行きました。
５０歳以上の夫婦二人で２０００円で観られるので、これを利用しないなんてもったいないと改めて思いました。
本当は、今日一日は、映画のはしごをするつもりでしたが、それなりに用事があって、とりあえず今日はウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』を観てきました。
主人と二人で観る映画は、スリルとサスペンスのアクション映画がほとんどです。
まさにこの映画もハラハラドキドキ、肩に力が入ってしまって、最後まで息のつけない映画でした。

狂犬病に似たウィルスに感染したため人類が滅亡し、その中で、たった一人生き残ったのがウイル・スミス。
これからどうやって地球を救うか？みたいな映画でした。
ホラー映画を手がけた人の作品らしく、ギクッとする場面がたくさんありました。
血圧の高い人や心臓の弱い人には向かないかなぁ。
ストーリー的には突っ込みたくなるような部分がたくさんありました（笑）
犬が登場するのが辛かった～
『サム』という名前の犬なのですが、顔つきがクマに似てる。
クマはサムのように賢い犬ではなく、爪の垢でも煎じて飲ませたいくらいなのですが、それでもクマとサムがダブってしまって、見ていて辛かったです。
犬が出てくる映画はダメだな。観てられない。

でも、でも、それより何より私にとってインパクトがあったのは、私の席の二列前に座っていた人でした。
こんな人でした。

自分で描いてみて、すごく似てる！（笑）

一番最初の上映のせいか大きな劇場の中はガラガラで、観客は数えるほどしかいませんでした。
年末なのに、こんな観客動員数で経営は大丈夫なのかと心配になるほどでした。
なので目だった！
かなりの超、超、ロングなのに、頭頂部は、すだれ。
ない髪を伸ばして七三わけにしていました。
その人はポテトチップスとコーラを買って席につき、座ると同時にポテトチップスを食べ始めました。
透明のビニール袋に入ったポテトチップスを何故か高く掲げて、右手の小指を上げてつまみ、口に入れます。
ポリポリ音は聞こえないのですが、頭が上下に揺れるのでポリポリかじっているのが想像できます。
そして、次をつかむときにまた手を高く上に掲げて小指を立てながらまたもう一枚ポテトチップスをつまみます。
あれは、かなりのインパクトでした。
なんだか、映画よりその人の方が印象的だったなぁ（笑）

映画を観終わって家に帰り、ゆうべ録画していた吉原炎上を観ました。
これも力が入って一気に観ました。
何度か涙が出ました。
いろいろな女性の生き様を見た気がしました。
不幸な女性が２万人もいたのだと知り、改めてその数の多さに驚きました。
でも、ハッピーエンドで終わって、今日一日の映画とドラマが私の中でやっと完結した思いです。
単純ですが、やはり物語りはハッピーエンドで終わって欲しいものです。