佐川男子

最近、「佐川男子」という写真集が発売されたそうです。
以前、テレビを見ていたところ、マツコ・デラックスさんが、
”佐川の集配の人がイケメン”とか”カッコいい！”
という発言をしているのを見ました。
その時に、私は、テレビの前で
「そう！そう！そうなのよ！」
と叫びました（笑）

というのも、私が以前会った佐川急便のカッコいいお兄ちゃんの印象が強く、その人の事がずっと頭にあったからです。

私が３０代半ばくらいの頃のことですから、もう３０年近くも前のことになります。
私は当時、パートで近くの工場の事務員をしていました。
そこに荷物を持ってくる佐川急便のお兄ちゃんがホントにカッコよかった♪
あの横じまのシャツを着て、腰には厚手の生地でできた生成りの前掛けをしていましたが、それがとてもよく似合っていました。
背も高く、それこそ佐川男子独特のがっちりした体格。
顔は整っていて、イケメンというより、「良い男」という言い方がぴったりの人でした。
多分、２０代半ばから後半くらいだったと思います。
当時のテレビ番組のあるコーナーに
「いい男さんいらっしゃい」というようなのがあって、身近にいる素人のカッコ良い男性を紹介するものだったのですが、それに紹介して出場させたいくらいでした。
優勝する自信はありました。
現在発売中の佐川男子の人気ナンバーワンの人よりずっと良い男だったんですよ！
最近、ワイドショーで取り上げられていて、たくさんの佐川男子と言われる人が画面に登場していますが、悪いけど、彼らの比ではありません。
俳優さんに似た人が思い浮かばないのが残念ですが、俳優にするというよりは、やはり、身近なカッコいい人でした。

なので、マツコさんの言う、佐川のカッコいい男の子という話で、私はすぐにその人の事を思い出しました。

結局は荷物の受け渡しだけで、特に個人的にお話しすることもなく、彼が帰ると、同じ事務所の人と
「相変わらず、カッコいいよネェ」
と話をしたものでした。

「佐川萌え」なんていう言葉もあるらしいですが、今回発売された佐川男子、３０年前にあったら、絶対あの人はトップを飾るだろうと確信しています。
もっとも、今は、おっさんか、爺さんになっているんだろうな。

ちなみに、現在私の家に来る佐川の人は、ハゲのおっさんです。
一度、配達の手違いで喧嘩しました。
そして、会社に来る人は、独身の若い男の子です。
好みにもよりますが、イケメンの部類に入るでしょうね。
タイプじゃないので、私は、ときめきませんが。

この年になってしまえば、カッコの良さより、しっかりと間違いない配達、そして親切な対応をしてもらえば、それで良いですけど。