はーちゃんの気晴らし日記

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3日目 遺跡見学

2014年10月24日 | お出かけ

3日目の10月15日は、二つの遺跡を見学しました。

前夜、泊まったエーゲ海に浮かぶ島のホテルです。
 
ホテルからのエーゲ海です。
この橋を渡って、ホテルまで来ました。


暗いでしょう?
大抵出発は朝の7時前後だったのですが、それでもこの暗さです。
朝のうちは、気温も低めで、私はカーデガンを羽織っていましたが、昼間は、気温も上がり、半そでの人、シャツ一枚の人、ジャケットを着ている人など、さまざまです。

最初の観光は、ベルガマのアスクレピオンへ行きました。

道路を歩く犬の集団。


アスクレピオンというのは、古代の医療センターです。
ガイドさんは、精神病院だと言っていました。

病院の入り口の聖なる道です。


このワンちゃんは、私たちが進む道をまるで道案内のように、ずっと付いてきました。


診療所へ向かうトンネル


このトンネルの上に穴があいていますが、穴の上は患者さんの待合室になっています。
ここで、医師たちが、患者さんの心を和ませるような言葉をつぶやき、待っている人たちの心を安定させたそうです。

診療所の脇にある大劇場。
ここは、一般の人たちも娯楽のために訪れたそうです。
 


中央で手を挙げているのは、主人です。




治療には、温泉治療も使われましたが、この当時からすでに注射もあったそうです。
この病院からは、死者は一人も出さなかったと言われています。
というのも、死にそうな人、よほど具合の悪そうな人は、最初から受け入れなかったらしいので、死者が出ないのは当たり前だと、私は思いました。

休憩所でのザクロジュース屋さん
店先でザクロを絞ってジュースにしています。


こうして店先でザクロを絞ってジュースにしています。
あちこちに、こうしたザクロジュース屋さんがありましたが、ガイドさんの話では、かなり濃厚なので、胃の弱い人には、キツイかもしれないとのことで、私は、一度も口にしませんでした。

お昼近くになると気温もぐんぐん上がり、暑いくらいになりました。
昼食後、私たちのバスは、エフェソスの遺跡へ向かいました。
この遺跡は、かなり規模が大きく、どれも見ごたえがありました。

紀元前の浴場跡です。






勝利の女神様ニケです。

ニケ=NIKE=ナイキです。
この女神の服のシワがナイキのマークになったそうです。


王様たちが馬車でこの道を通りました。
両脇にはたくさんのお店が出ていたそうです。

神殿

最近、修復されたということでした。

古代の水洗トイレ

この下は、どぶのようになっていて、水が流れ、
こんな時代から水洗式のトイレを使っていたそうです。
みな、ずらーっと並んでトイレを使ってたみたいです。

お棺です。

この時代は、死んだ後は、別の世界に行けると信じていたため、
王様が亡くなると、奥さんや子供たちも生きたまま一緒に棺に入ったそうです。

図書館

12万冊の図書があったとか。

古代の売春宿の広告です。

「この先に売春宿がありますよ」という意味で、
場所は道路を挟んで、図書館の真向かいにあります。
博識者たちは、図書館に入るふりをして、
地下道を通って売春宿に足を運んだとか。
いつの時代も同じようだなぁと苦笑しました。

音楽堂

ここの規模は圧巻でした。


一番上から見たら、
人は豆粒のように見えたかもしれません。


ここは、犬より猫が多かった。





これだけの遺跡が発掘されているのに、この場所は、まだまだ発掘途中なので、世界遺産の認定は受けられないそうです。
でも、数年後には、すべての発掘が終わり、世界遺産になるだろうとのことでした。

この日は、二つの遺跡を見学した後、私が一番行ってみたかったパムッカレへ向かいました。



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