昨日の足の裏の痛みは、だいぶ楽になりました。
これなら、5日間もかからずに痛みはなくなるような気がしています。
それに、靴を履くと全く痛みが感じられなくなるのがわかりました。
何故かなと思いましたが、家の中だと足の底は全面がべたっと床に触れるわけですが、靴を履くと靴によって足の両側が圧迫され、トゲが刺さったように痛む部分が折れ曲がるような感じで中に入ってしまって、接触しないで済むからだというのがわかりました。
なので、靴を履いてさえいれば、痛みは全く感じないで済むことがわかりました。
なので、ウォーキングはできるかなと思っています。
昨年末のことです。
娘が仕事で、まめもツブもサッカーに行ってしまい、ミニが一人で留守番になるというので、ミニが朝から私の家に来ました。
クリスマスにミニの希望で私がネットで注文したトラのぬいぐるみを持ってきました。
思った以上に大きなトラでした。
ミニは二日間来たのですが、最初の日は主人が仕事だったので、ミニと二人で過ごすことになり、ウォーキングはできないかなぁと思いましたが、
「ババと一緒にウォーキングへ行く?」
と聞いてみると、「うん!」とかなり乗り気の返事でした。
「前と違ってたくさん歩くんだよ。大丈夫?」と聞くと
「うん、大丈夫大丈夫。平気平気」
ということで、一緒にウォーキングへ行くことにしました。
その前の年もミニと一緒にウォーキングをしたのですが、その頃は、30分くらいの歩きだったので、たいしたことはありませんが、今は1時間半くらい歩くので、途中で嫌になるかなと心配しましたが、大丈夫でした。
翌日は、主人が家にいたので、ミニは主人と一緒に家で待っているかなと思いましたが、一応聞いてみると、
「一緒に行く!」
と言います。
結局、二日間とも一緒にウォーキングをすることになりました。
ミニは、去年と同じように石があればそこに乗り、
タイヤがあれば乗りながら歩いていました。
とにかくよく話をする子で、歩いている間中、ずっと何かしら話をしています。
「しりとりをしよう!」
と言うので、しりとりをしながら歩きました。
ミニは、自分が答える番になると、答えのヒントになるような動作やセリフを言っててから回答していきます。
たとえば、「年寄り」という回答なら、腰を曲げて杖をついた格好をしながら、年寄りらしいセリフを言ってから「年寄り」という回答をします。
「犬」なら、ジェスチャーを交えて「ワンワン」と言いながら「犬」と答えます。
私はいつもラジオを聴きながら歩くので、ミニと歩いていても、自分が聞きたい番組が始まるとミニとの話がおろそかになり、それに気づいたミニに
「ババ、ラジオばかり聞いてないで、私の話をちゃんと聞いて!」
と叱られたりしました。
二日目のウォーキングの時、やはり、しりとりをしていて、その答えから「牛若丸」という言葉が出ると、ミニが、牛若丸と弁慶の有名な出会いから、その後の二人の活躍の話を始めました。
ふんふんと聞いていると、ミニが
「今度は、ババが何か話をして」
と言います。
「何が良いの?」
と聞くと
「金太郎」
と言うので、
「金太郎は、後の坂田金時という人の子供の頃の話なの」
と私が言うと、ミニは
「そんな話じゃなくて、ちゃんと昔話のような話し方をして!」
と言います。
それで私は、金太郎とクマのお相撲の話をしました。
「金太郎がクマを倒し、負けたクマが『ごめんなさい』と言いました」
と言うと、
「どうして、クマがごめんなさいと言うの?お相撲に負けただけで、『ごめんなさい』なんて言わないでしょう」
と突っ込まれました。
私も、昔話は忘れてしまっていて、いい加減な話をしたので、ミニには通用しなかったようです。
ミニとのウォーキングはあっちよりこっち寄りなので、私一人で1時間半くらい歩くところが、2時間近くかかりました。
でも、色々話しながら歩くので、あっという間でした。
今年になって一人でウォーキングをしていると、あの時、ミニが拾った石や、持って歩いた棒が、今でも田んぼのあぜ道にそのまま置かれていて、ミニとのウォーキングが思い出されます。
そんなに遠い昔の事ではないのに、胸がキュンとしてしまいます。