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10月18日、二つのモスクを見学し終わった頃、私たちは、飛行機に乗れなかった一人とガイドさんと合流し、臨時ガイドのユウちゃんと別れました。
モスク見学の後は、地下宮殿に向かい、グランドバザールという市場へ行くというガイドさんの話で、私たち夫婦は、ええっ?でした。
朝からバスで空港まで移動して飛行機に乗り、行列に並んでブルーモスクを見学し、アヤソフィアも見ました。
もう、疲れてしまって、正直、観光は良いから、早くホテルに入りたいという気分でした。
それに、ガイドさんの話では、
「地下宮殿と言っても、普通の宮殿を想像しないで下さい。」
というので、カッパドキアで行った、カイマルク地下都市を想像しました。
また同じようなものを見るかなぁと思いました。
カッパドキアの地下都市というのは、大昔の人たちが、台風などの災害に備えて、地下深くに穴を掘り、そこで避難生活を送ったというものです。
まるで、ノアの箱舟の地下版です。
その後、ローマから迫害を受けたキリスト教徒が、ひっそりと隠れ住んだという事でした。
カッパドキア観光の事を書いた時、地下都市が抜けてしまったので、今、書こうと思います。
この地下都市は、地下8階まで掘られているそうですが、現在は地下4階までしか行くことができません。
かなり腰を低くして、かがまなければ通れない場所もあります。
太っている人は無理かな?と思われるような通路もあります。
ガイドさんは、
「狭いところが無理な人は、最初から入らないほうが良いと思います。」
と言っていました。
というのも、一方通行なので、途中で気分が悪くなっても、入ったら先に進む以外、外に出られなくなってしまうからです。
空気口も確保されていて、そこから下を覗くと、深く深く地の果てまで穴が続いているように見えます。
全く、底が見えないくらい深かった。
空気口のせいか、室内の温度も一定で、湿気はなく、虫や変な生物も一切いません。
そして、この地下都市は、現在、まだ発掘されていない部分がたくさんあり、蟻の巣のように、地下でつながっていたのではないかと考えられているそうです。
話がそれてしまいましたが、「地下宮殿」ということで、また同じような地下都市を見るのかなと思っていましたが、違いました。
一言で言うと、地下の貯水池です。
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東ローマ帝国の貯水池だったそうです。
きれいでした。
地下を流れる水が、心を和ませてくれました。
よく見ると、魚がたくさんいます。
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入り口付近にいた魚は、ぶっくり太っていて、栄養が良さそうでした。
柱にメデューサ(ギリシャ神話の怪物)の頭が彫られていますが、わざと逆さまに掘っているとか。
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ほっぺた痛そう
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頭、痛そう。
魔よけの意味だそうです。
そういえば、日光東照宮の陽明門の柱もわざと1つだけ逆さに彫られていました。
どこの国も考えることは同じ?
地下宮殿を出た後、私たちはグランドバザールへ向かいました。
イスタンブールの市場です。
ここは、人も多く犯罪も多いと言う事で、ガイドさんからいくつか注意がありました。
まず、スリに気をつけること。
バッグは、前で抱えているように。
それと、お店では絶対にカードを使ってはいけない。
ガイドさんたちにも、どのお店が本物を扱い、どのお店が偽物かというのは、実際分からないので、買い物をするときは十分注意するように言われました。
それと、バザールの中は、迷路のようになっているので、わき道を入ったら、先に進まず、必ず元に来た道に戻るようにということでした。
「疲れたので、行かないでバスで待っています」
という人もいましたが、私たちはどんなところなのか興味があったので、行ってみました。
入り口の写真を撮っておくようにガイドさんから言われました。
あちこちに入り口があって、それぞれに特徴があるので、写真を撮っておけば、道に迷った時に、警備員にその写真を見せれば、入った場所に戻れるということでした。
中は、貴金属のお店やトルコ絨毯、パシュミナ、チョコレート、香辛料などなど、様々なお店がありました。
確かにガイドさんが言っていたように、値札のないお店ばかりで、怖くて入れませんでした。
それに、私たちは、カッパドキアなどの地方のお土産屋さんで、同じものでも安い金額を知っているので、イスタンブールの何割増しかの値段では、どうしても買う気持ちになれませんでした。
私たちは、横道には入らず、入り口をまっすぐ行って抜けた先がどんな風になっているのか見てみることにしました。
反対側の入り口は、こんな感じでした。
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そして、そこも人が一杯でお店も一杯並んでしました。
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この果物は何なのか?
手前に切ってあるものがありましたが、どうやって食べるのか?疑問でした。
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とにかく人ばかりでした。
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反対側からまた元の入り口に戻った頃、突然雨が降ってきました。
2日間くらいお天気が不安定な日が続きましたが、私たちは、ほぼ見学には影響なく過ぎました。
ラッキーな旅だったと思います。
モスク見学の後は、地下宮殿に向かい、グランドバザールという市場へ行くというガイドさんの話で、私たち夫婦は、ええっ?でした。
朝からバスで空港まで移動して飛行機に乗り、行列に並んでブルーモスクを見学し、アヤソフィアも見ました。
もう、疲れてしまって、正直、観光は良いから、早くホテルに入りたいという気分でした。
それに、ガイドさんの話では、
「地下宮殿と言っても、普通の宮殿を想像しないで下さい。」
というので、カッパドキアで行った、カイマルク地下都市を想像しました。
また同じようなものを見るかなぁと思いました。
カッパドキアの地下都市というのは、大昔の人たちが、台風などの災害に備えて、地下深くに穴を掘り、そこで避難生活を送ったというものです。
まるで、ノアの箱舟の地下版です。
その後、ローマから迫害を受けたキリスト教徒が、ひっそりと隠れ住んだという事でした。
カッパドキア観光の事を書いた時、地下都市が抜けてしまったので、今、書こうと思います。
地下都市の入り口
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入り口を入っていくと、すぐに家畜など動物がいた場所がありました。
キッチン、ワイン置き場、食糧倉庫などがあります。
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ここが、台所だったかな?
網が敷いてあるところは、貯蔵庫と聞いたような?
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あちこちから煙が出ていると、外部からわかってしまうので、
台所は、一箇所にしたため、広かったということでした。
水をどうやって供給していたのか、未だに謎なんだそうです。
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すみません、撮った写真がどこだったのか忘れました。
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入り口を入っていくと、すぐに家畜など動物がいた場所がありました。
キッチン、ワイン置き場、食糧倉庫などがあります。
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ここが、台所だったかな?
網が敷いてあるところは、貯蔵庫と聞いたような?
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あちこちから煙が出ていると、外部からわかってしまうので、
台所は、一箇所にしたため、広かったということでした。
水をどうやって供給していたのか、未だに謎なんだそうです。
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すみません、撮った写真がどこだったのか忘れました。
この地下都市は、地下8階まで掘られているそうですが、現在は地下4階までしか行くことができません。
かなり腰を低くして、かがまなければ通れない場所もあります。
太っている人は無理かな?と思われるような通路もあります。
ガイドさんは、
「狭いところが無理な人は、最初から入らないほうが良いと思います。」
と言っていました。
というのも、一方通行なので、途中で気分が悪くなっても、入ったら先に進む以外、外に出られなくなってしまうからです。
空気口も確保されていて、そこから下を覗くと、深く深く地の果てまで穴が続いているように見えます。
全く、底が見えないくらい深かった。
空気口のせいか、室内の温度も一定で、湿気はなく、虫や変な生物も一切いません。
そして、この地下都市は、現在、まだ発掘されていない部分がたくさんあり、蟻の巣のように、地下でつながっていたのではないかと考えられているそうです。
こんなふうに
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想像するだけで、ロマンです。
昔の人の偉業のすごさを感じます。
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想像するだけで、ロマンです。
昔の人の偉業のすごさを感じます。
話がそれてしまいましたが、「地下宮殿」ということで、また同じような地下都市を見るのかなと思っていましたが、違いました。
一言で言うと、地下の貯水池です。
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東ローマ帝国の貯水池だったそうです。
きれいでした。
地下を流れる水が、心を和ませてくれました。
よく見ると、魚がたくさんいます。
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入り口付近にいた魚は、ぶっくり太っていて、栄養が良さそうでした。
柱にメデューサ(ギリシャ神話の怪物)の頭が彫られていますが、わざと逆さまに掘っているとか。
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ほっぺた痛そう
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頭、痛そう。
魔よけの意味だそうです。
そういえば、日光東照宮の陽明門の柱もわざと1つだけ逆さに彫られていました。
どこの国も考えることは同じ?
地下宮殿を出た後、私たちはグランドバザールへ向かいました。
イスタンブールの市場です。
ここは、人も多く犯罪も多いと言う事で、ガイドさんからいくつか注意がありました。
まず、スリに気をつけること。
バッグは、前で抱えているように。
それと、お店では絶対にカードを使ってはいけない。
ガイドさんたちにも、どのお店が本物を扱い、どのお店が偽物かというのは、実際分からないので、買い物をするときは十分注意するように言われました。
それと、バザールの中は、迷路のようになっているので、わき道を入ったら、先に進まず、必ず元に来た道に戻るようにということでした。
「疲れたので、行かないでバスで待っています」
という人もいましたが、私たちはどんなところなのか興味があったので、行ってみました。
入り口の写真を撮っておくようにガイドさんから言われました。
あちこちに入り口があって、それぞれに特徴があるので、写真を撮っておけば、道に迷った時に、警備員にその写真を見せれば、入った場所に戻れるということでした。
私たちの入り口はここでした。
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中は、貴金属のお店やトルコ絨毯、パシュミナ、チョコレート、香辛料などなど、様々なお店がありました。
確かにガイドさんが言っていたように、値札のないお店ばかりで、怖くて入れませんでした。
それに、私たちは、カッパドキアなどの地方のお土産屋さんで、同じものでも安い金額を知っているので、イスタンブールの何割増しかの値段では、どうしても買う気持ちになれませんでした。
私たちは、横道には入らず、入り口をまっすぐ行って抜けた先がどんな風になっているのか見てみることにしました。
反対側の入り口は、こんな感じでした。
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そして、そこも人が一杯でお店も一杯並んでしました。
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この果物は何なのか?
手前に切ってあるものがありましたが、どうやって食べるのか?疑問でした。
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反対側からまた元の入り口に戻った頃、突然雨が降ってきました。
2日間くらいお天気が不安定な日が続きましたが、私たちは、ほぼ見学には影響なく過ぎました。
ラッキーな旅だったと思います。