土曜日のことです。
夕方の散歩から帰った時、主人の携帯が鳴りました。
私の同級生からでした。
私と主人は、同じサークルの先輩と後輩という関係だったので、お互いの友達もよく知っています。
去年は主人が同窓会の幹事をしましたが、今年は私の学年が幹事ということで、電話をかけてきた友人が主になって秋の同窓会の準備を進めています。
話は秋の同窓会のことから始まり、そこで友人の訃報を聞くことになりました。
以前、私たちの同期会が開かれたとき、36年ぶりに会った友人が亡くなったということでした。
『36年ぶりの再会』
その時にも書いたのですが、その友人は、年齢は私と一緒ですが、一浪しているため後輩に当たります。
ちょっと小太りで笑うと目がなくなってしまうほどでしたが、いつもニコニコしていて、みんなの人気者でした。
高校時代落研にいたという彼は、飲み会や合宿の時は、必ず何か芸をしてくれて、みんなを楽しませてくれていました。
私とも、仲が良かったように思います。
私たちは、二人で授業の合間に喫茶店で話したり、公園へ行ったりしました。
飲み会の後、家まで送ってきてくれたこともよくあります。
夏休みの大手百貨店でのアルバイトも、彼の紹介でした。
特に恋愛感情はありませんでしたが、一緒に楽しく過ごせる友人でした。
4年前に会った時も、
「脳梗塞で倒れた後も仕事に復帰した。営業なので、ろれつがイマイチなのが気になるけど、がんばるよ。」
と言っていたので、元気でがんばっていると思っていました。
その彼が亡くなったそうです。
しかも、亡くなったのは去年の5月頃だったとか。
主人が幹事だった去年、同窓会の案内を出しても返事がなかったのですが、そういう人も多いので、特に気にしていませんでした。
でも、そういう事情なのに、何故、家族からも連絡がなかったのか?
それは、彼の死が病死ではなかったからです。
3年前、私たちと同窓会で会った後、彼はそれなりに社会復帰を果たしたのですが、その後、奥さんが同じ病気で倒れてしまったそうです。
自分もイマイチ不自由なうえ、奥さんがそんな状態になったことで、将来を悲観した挙句、自ら命を絶ってしまったそうです。
そういう状況だったので、家族も彼の死をあまり公表したがらなかったようです。
それで、同窓会の返事も出さなかったらしい。
私が、彼の死をブログ記事に書けるのは、私のブログを読んでくれるのは、友人一人だけなので、彼女から他に伝わることはないと思うからです。
あんなに明るくひょうきんだった人が、何故?という思いでいっぱいです。
以前の記事で、
脳梗塞で倒れた後輩も、
「来年の出会いを生き甲斐に、また一年頑張れそうだ。」
と言っていました。
そう書いた自分の記事が悲しい。
夕方の散歩から帰った時、主人の携帯が鳴りました。
私の同級生からでした。
私と主人は、同じサークルの先輩と後輩という関係だったので、お互いの友達もよく知っています。
去年は主人が同窓会の幹事をしましたが、今年は私の学年が幹事ということで、電話をかけてきた友人が主になって秋の同窓会の準備を進めています。
話は秋の同窓会のことから始まり、そこで友人の訃報を聞くことになりました。
以前、私たちの同期会が開かれたとき、36年ぶりに会った友人が亡くなったということでした。
『36年ぶりの再会』
その時にも書いたのですが、その友人は、年齢は私と一緒ですが、一浪しているため後輩に当たります。
ちょっと小太りで笑うと目がなくなってしまうほどでしたが、いつもニコニコしていて、みんなの人気者でした。
高校時代落研にいたという彼は、飲み会や合宿の時は、必ず何か芸をしてくれて、みんなを楽しませてくれていました。
私とも、仲が良かったように思います。
私たちは、二人で授業の合間に喫茶店で話したり、公園へ行ったりしました。
飲み会の後、家まで送ってきてくれたこともよくあります。
夏休みの大手百貨店でのアルバイトも、彼の紹介でした。
特に恋愛感情はありませんでしたが、一緒に楽しく過ごせる友人でした。
4年前に会った時も、
「脳梗塞で倒れた後も仕事に復帰した。営業なので、ろれつがイマイチなのが気になるけど、がんばるよ。」
と言っていたので、元気でがんばっていると思っていました。
その彼が亡くなったそうです。
しかも、亡くなったのは去年の5月頃だったとか。
主人が幹事だった去年、同窓会の案内を出しても返事がなかったのですが、そういう人も多いので、特に気にしていませんでした。
でも、そういう事情なのに、何故、家族からも連絡がなかったのか?
それは、彼の死が病死ではなかったからです。
3年前、私たちと同窓会で会った後、彼はそれなりに社会復帰を果たしたのですが、その後、奥さんが同じ病気で倒れてしまったそうです。
自分もイマイチ不自由なうえ、奥さんがそんな状態になったことで、将来を悲観した挙句、自ら命を絶ってしまったそうです。
そういう状況だったので、家族も彼の死をあまり公表したがらなかったようです。
それで、同窓会の返事も出さなかったらしい。
私が、彼の死をブログ記事に書けるのは、私のブログを読んでくれるのは、友人一人だけなので、彼女から他に伝わることはないと思うからです。
あんなに明るくひょうきんだった人が、何故?という思いでいっぱいです。
以前の記事で、
脳梗塞で倒れた後輩も、
「来年の出会いを生き甲斐に、また一年頑張れそうだ。」
と言っていました。
そう書いた自分の記事が悲しい。