はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ちんちん電車

2005年08月26日 | わたくしごと
母の件では、みなさんから暖かいメッセージをいただき、ありがとうございました。
お返事もせず、申し訳ありませんでした。

母は、入院した初日に意識が戻ったものの、翌日からまた意識がなくなり、初めは「薬のせいなので心配ない」とのことだったのですが、薬を使わなくなってからもなかなか意識がはっきりしませんでした。
ところが、昨日、病院へ行ったとき、母は、初日ほどではないまでも意識を回復していて、私の呼びかけに反応してくれました。
「わかる?」
と聞くと頷き、私の名前を言うとぽろっと涙を流し、
「苦しい?」
と聞くと首を横に振り、
「私がわかるのなら目を開けてみて」
というと、むくんだ顔のため、開けにくい目を一生懸命開けようとして、やっと片目を開けて私を探そうとしていました。

先生の話では、もともと肺の機能が弱かった母なので、早急によくなることはないまでも、少しずつは良くなっているということでした。
楽観はできないまでもずいぶん安心し、帰りは久しぶりにブログのことが頭に浮かびました。

母の病院へ行くには「都電荒川線」を利用します。
そうだ!都電を撮ろう!

昨日は、台風の接近で雨降りでしたが、都電の写真を撮りました。
東京育ちの私ですが、都電に乗ったのは母の病院へ行くようになって、初めての経験でした。
昔からチンチン電車と言われていた都電、発車するときに必ず2回「チンチン」というんですね。
あれは、どうしてなんでしょうね?
そういう合図なんでしょうか?
単なるお約束なのかな?
チンチン鳴るからチンチン電車。
当たり前といえば、当たり前なのでしょうが、変なところで納得しました。
車内はワンマンバスと同じでした。
ワンマンバスがレールの上を走っているようなものです。

カラフルな電車

たまに昔ながらの地味な色彩の電車も見かけましたが、昨日は見ませんでした。

都電の駅


車内


そうそう、昨日は母の様子と先生の話でほっとして、急にお腹が空きました。
帰りにふと目に止まったお店に入りました。
病院のそばの狭い路地にあるピザ屋さんです。
お店の名前は「小さなピザ屋」でした。

ドアを開けたらすぐにカウンターと椅子。
椅子も全部で5~6脚くらいしかなく、ホントに小さな小さなピザ屋さんでした。
中年のご夫婦が経営するお店でした。
カウンターの中で、ご主人が料理、奥さんがお給仕。
ランチ800円。
ランチは、ピザ、パスタ等、何種類か選べます。
ピザはミックスピザとシーフードピザがありました。
私はミックスピザとアイスコーヒーを注文しました。
ピザはご主人が、目の前で生地を伸ばし、空中に放り投げて回転させて生地を伸ばします。
そして具を乗せて焼きます。
その間に野菜サラダが出てきました。
食べている間にピザが焼け、食べ終わる頃にデザートのすももの赤ワイン煮。
ガラスの器にワイン色の冷たいすももがかわいく乗っていました。
ピザもおいしかった!
そして、すももの赤ワイン煮もほどよい酸味が口の中に広がり、ピザを食べた後にはそのすっぱさが気持ち良かったです。
母の病状もほんの少しですが、希望が持てるようになり、おいしい食事を一人で食べて満足して帰ってきました。

台風は着実に接近していましたが、久しぶりに明るい気持ちになれた日でした。
そこで、雨もたいしたことがなかったので、駅からの道を歩いて帰ることにしました。
私の足だと30分くらい歩きます。
駅から帰る道で雨に濡れた花たちを撮りました。

黄花コスモス


小さなひまわり


名前がわかりません


久しぶりに写真を撮った気がします

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