先日も書きましたが、日曜、月曜と95歳になる長野のおばあちゃんの葬儀がありました。
おばあちゃんは、まめパパのお父さんのお母さんに当たる人です。
葬儀から帰ってきた娘は、おばあちゃんの葬儀のすごさをたくさん撮った写真を見せながら色々話してくれました。
普通、95歳くらいになった人の葬儀は簡素なことが多く、参列者が少ないものです。
高齢になれば、現役を離れて周囲とのお付き合いも減るので、参列者の数が少なくなるのも当然ですが、おばあちゃんの場合は、これまで見たこともないくらいの人数が集まったと言っていました。
出棺の時、家から出ると、路上には近所の人たちが大勢集まり、その人の数にも驚いたと言います。
娘の話を聞いて、私なりにその様子を想像してはいたのですが、写真を見せてもらって、それはそれは予想外の人の数でびっくりしました。
霊柩車が出る時に沿道には人がずらーっと並び、まるで何かのパレードのようでした。
祭壇もテレビで見る芸能人の葬儀のような立派なもので、かなり広い葬儀場なのに溢れるほどの人がいました。
数年前におじいちゃんが亡くなったのですが、家長だったおじいちゃんの葬儀の時よりすごかったと言っていました。
おじいちゃんは、亡くなる数年前から認知症になり、長期にわたって寝込んでいたので、近隣の人とのお付き合いもなく、私も一度もお会いしたことなく亡くなりました。
娘たちの結婚式にも出席できるような状態ではなかったようです。
それに比べておばあちゃんは、95歳という高齢ではありましたが、亡くなる直前まで元気で畑仕事や家事を普通にこなしていたので、お付き合いも多かったし、周囲の人たちから慕われていたんだと思います。
おばあちゃんは、パパの実家に遊びに来て泊まっていることがよくありましたが、その時でも一時もじっとしていないで、家の周辺の掃除や草取りなどして動いていたようです。
葬儀には、おばあちゃんの子供、孫、ひ孫が全員出席したそうです。
それだけでも、かなりの人数になったと思いますが、親戚縁者プラス近隣の人たちが集まったので、すごい人になったようです。
そして、95歳になる人の葬儀で、ひ孫たちがみな泣いていたということに葬儀場の人たちが驚いていたとか。
普通は、そのくらいの年齢になると、あまり泣く人もいないんだそうです。
それだけみんなから慕われていたおばあちゃんでした。
特にツブは、大泣きしていたそうです。
やさしい心のツブなので、その様子が目に浮かぶようでした。
亡くなったおばあちゃんの家は、親子4代が同居していました。
家には、トイ・プードルのショコラという犬がいます。
ショコラは、孫一家が飼っていたそうですが、日中は夫婦は仕事、子供たちは学校へ行くため、結局、面倒をみるのはおばあちゃんになり、夜もいつの間にかおばあちゃんと一緒に寝ることになっていったようです。
そんなおばあちゃんが亡くなり、ショコラもさぞかし寂しくなってしまっただろうと思います。
病院から戻り出棺までの間、家にはたくさんの枕花やお供え物が並び、そこにおばあちゃんが寝ていたわけですが、ショコラは、ずっとおばあちゃんのそばから動かなかったそうです。
それはそれは、一日中、ずっとおばあちゃんに寄り添い続けたとか。
やっぱり、ずっと面倒を看てもらい、一緒に寝ていた人が亡くなって、ショコラも寂しいんだろうとみなで話しました。
ショコラは、他の人たちが呼んでもその場所から動くことなく、一日中、同じ場所に座ったままだったそうです。
ショコラの行動に生き物の情の深さと人間との絆を感じ、みな感動したと言います。
なので、夜も今まで通り、おばあちゃんと一緒に寝たいだろうということで、ショコラをおばあちゃんと一緒に置くことにしたようです。
翌朝、おばあちゃんが寝ている部屋へ行ってびっくり!
ショコラの姿はなく、前日、おばあちゃんのそばに置かれていたてんぷらや煮物やお団子などのお供え物がすべて無くなっていたとか。
ショコラがおばあちゃんのそばを離れなかったのは、おばあちゃんに対する思いではなく、食べ物への固執だったというのがわかりました。
いつも、おばあちゃんのそばには必ず誰かがいて、お供え物を食べるチャンスがなかったので、そのチャンスが訪れるのをずっと待っていたという事だったようです。
それ以降は、ショコラはおばあちゃんのそばに来るわけでもなく、いつも通りだったとか。
犬による感動の美談だったものが、なーんだ!という落ちがついてしまいました。
ショコラ、そんなにたくさん食べちゃって、お腹を壊さなかったのかなぁ。
おばあちゃんは、まめパパのお父さんのお母さんに当たる人です。
葬儀から帰ってきた娘は、おばあちゃんの葬儀のすごさをたくさん撮った写真を見せながら色々話してくれました。
普通、95歳くらいになった人の葬儀は簡素なことが多く、参列者が少ないものです。
高齢になれば、現役を離れて周囲とのお付き合いも減るので、参列者の数が少なくなるのも当然ですが、おばあちゃんの場合は、これまで見たこともないくらいの人数が集まったと言っていました。
出棺の時、家から出ると、路上には近所の人たちが大勢集まり、その人の数にも驚いたと言います。
娘の話を聞いて、私なりにその様子を想像してはいたのですが、写真を見せてもらって、それはそれは予想外の人の数でびっくりしました。
霊柩車が出る時に沿道には人がずらーっと並び、まるで何かのパレードのようでした。
祭壇もテレビで見る芸能人の葬儀のような立派なもので、かなり広い葬儀場なのに溢れるほどの人がいました。
数年前におじいちゃんが亡くなったのですが、家長だったおじいちゃんの葬儀の時よりすごかったと言っていました。
おじいちゃんは、亡くなる数年前から認知症になり、長期にわたって寝込んでいたので、近隣の人とのお付き合いもなく、私も一度もお会いしたことなく亡くなりました。
娘たちの結婚式にも出席できるような状態ではなかったようです。
それに比べておばあちゃんは、95歳という高齢ではありましたが、亡くなる直前まで元気で畑仕事や家事を普通にこなしていたので、お付き合いも多かったし、周囲の人たちから慕われていたんだと思います。
おばあちゃんは、パパの実家に遊びに来て泊まっていることがよくありましたが、その時でも一時もじっとしていないで、家の周辺の掃除や草取りなどして動いていたようです。
葬儀には、おばあちゃんの子供、孫、ひ孫が全員出席したそうです。
それだけでも、かなりの人数になったと思いますが、親戚縁者プラス近隣の人たちが集まったので、すごい人になったようです。
そして、95歳になる人の葬儀で、ひ孫たちがみな泣いていたということに葬儀場の人たちが驚いていたとか。
普通は、そのくらいの年齢になると、あまり泣く人もいないんだそうです。
それだけみんなから慕われていたおばあちゃんでした。
特にツブは、大泣きしていたそうです。
やさしい心のツブなので、その様子が目に浮かぶようでした。
亡くなったおばあちゃんの家は、親子4代が同居していました。
家には、トイ・プードルのショコラという犬がいます。
ショコラは、孫一家が飼っていたそうですが、日中は夫婦は仕事、子供たちは学校へ行くため、結局、面倒をみるのはおばあちゃんになり、夜もいつの間にかおばあちゃんと一緒に寝ることになっていったようです。
そんなおばあちゃんが亡くなり、ショコラもさぞかし寂しくなってしまっただろうと思います。
病院から戻り出棺までの間、家にはたくさんの枕花やお供え物が並び、そこにおばあちゃんが寝ていたわけですが、ショコラは、ずっとおばあちゃんのそばから動かなかったそうです。
それはそれは、一日中、ずっとおばあちゃんに寄り添い続けたとか。
やっぱり、ずっと面倒を看てもらい、一緒に寝ていた人が亡くなって、ショコラも寂しいんだろうとみなで話しました。
ショコラは、他の人たちが呼んでもその場所から動くことなく、一日中、同じ場所に座ったままだったそうです。
ショコラの行動に生き物の情の深さと人間との絆を感じ、みな感動したと言います。
なので、夜も今まで通り、おばあちゃんと一緒に寝たいだろうということで、ショコラをおばあちゃんと一緒に置くことにしたようです。
翌朝、おばあちゃんが寝ている部屋へ行ってびっくり!
ショコラの姿はなく、前日、おばあちゃんのそばに置かれていたてんぷらや煮物やお団子などのお供え物がすべて無くなっていたとか。
ショコラがおばあちゃんのそばを離れなかったのは、おばあちゃんに対する思いではなく、食べ物への固執だったというのがわかりました。
いつも、おばあちゃんのそばには必ず誰かがいて、お供え物を食べるチャンスがなかったので、そのチャンスが訪れるのをずっと待っていたという事だったようです。
それ以降は、ショコラはおばあちゃんのそばに来るわけでもなく、いつも通りだったとか。
犬による感動の美談だったものが、なーんだ!という落ちがついてしまいました。
ショコラ、そんなにたくさん食べちゃって、お腹を壊さなかったのかなぁ。