その日、まめたろうは、近所の子供たちと遊ぶために一人で外へ出ました。
そして、何かを車の中に置き忘れたらしく、取りに戻ってきました。
娘の車はキーを持っているだけで、ドアの開け閉めができるので、まめたろうでも簡単に車の中のものを取り出すことができます。
ところが、まめは、忘れ物を取り出した後、キーをキーケースの中に戻すのを忘れてしまったようです。
娘たちが家に帰る段になり、車のキーがないので、大騒ぎになりました。
まめは、
「ちゃんと元の場所に戻した!」
と言い張るのですが、実際、カギはありません。
みんなで家の中と外を手分けして探しましたが、見つかりません。
スペアキーがあるはずなのですが、それもどこにあるのやら????
それで、もしや?と思い車の中をのぞいたら、まめが乗っている後部座席のチャイルドシートの上にキーがあるのがわかりました。
娘の車のキーは、車の中に入れたままにしておくと、勝手にドアがロックされてしまうそうです。
車を買ったときに、取扱説明書にそう書かれていたと言います。
知りませんでした。
車を揺すれば、キーが動いて反応するかもしれないと言って、車を揺すってみましたが、ダメでした。
スペアキーがすぐに見つかれば問題ないのですが、キーを入れたままロックされてしまった車のドアを開けることができなくて、その日、娘たちは私たちの車で帰りました。
どうやって、車のドアを開けるか?
いつもの修理工場の人に来てもらうしかないなと思いましたが、その日は日曜日です。
修理工場は休みのはずなので、連絡も取れないだろうと思いました。
JAFを呼ぶしかないなと思いました。
ちゃんと年会費を払っているんだから、こんな時くらい利用しなくちゃ・・・
その晩、勘九郎が玄関先に出て、突然吠え始めました。
何かの音に合わせて、ワン!ワン!と吠え、その音が止むと大人しくなるのですが、また吠え始めます。
「夜中に何だろう?」と思い、徐々に目が覚めてきました。
そして、よーくその音を聞いていると、ガチャっ、ガチャっという車のドアのロックが開いたり閉まったりしている音のようでした。
あれ?!
と思い、玄関に行ってみると、勘九郎が玄関のドアの前に座って、外を見るような格好で吠えています。
慌てて玄関のドアを開けてみたら、ガチャっ、ガチャっという音に合わせて、娘の車の後部ランプがついたり消えたりしています。
「これで、ドアが開きそう!」と思い、
私は慌てて車のドアオブを引っ張ってみましたが、ドアは開きません。
少し待っていると、もう一度ランプがついたのと同時に、ガチャっとドアロックの音がしました。
そこで、再度ドアノブを引っ張ってみたら、ドアが開きました。
急いで中からカギを取り出しました。
ほっとしました。
これで、JAFを呼ばずに済みました。
家の中に入ると、玄関で待っていると思っていた勘九郎は、部屋に戻っていて、何事もなかったかのように私たちの布団の上で眠っていました。
勘九郎、でかしたぞ!
それにしても、キーレスキーって、不思議です。
車の中に入れておくだけで、勝手にドアをロックしてしまったり、突然反応し始めて、ドアロックを解除したり、ロックしたり・・・。
でも、突然キーが反応し始めた理由がわかりました。
夜中に息子が、車を揺すったり、自分のキーで何度が電波を送ったりしたようです。
息子がやっている時にはキーは反応しなかったのですが、息子が家に入ってから、反応しだしたようです。
文明の利器、便利なようですが、振り回されてしまいます。

そして、何かを車の中に置き忘れたらしく、取りに戻ってきました。
娘の車はキーを持っているだけで、ドアの開け閉めができるので、まめたろうでも簡単に車の中のものを取り出すことができます。
ところが、まめは、忘れ物を取り出した後、キーをキーケースの中に戻すのを忘れてしまったようです。
娘たちが家に帰る段になり、車のキーがないので、大騒ぎになりました。
まめは、
「ちゃんと元の場所に戻した!」
と言い張るのですが、実際、カギはありません。
みんなで家の中と外を手分けして探しましたが、見つかりません。
スペアキーがあるはずなのですが、それもどこにあるのやら????
それで、もしや?と思い車の中をのぞいたら、まめが乗っている後部座席のチャイルドシートの上にキーがあるのがわかりました。
娘の車のキーは、車の中に入れたままにしておくと、勝手にドアがロックされてしまうそうです。
車を買ったときに、取扱説明書にそう書かれていたと言います。
知りませんでした。
車を揺すれば、キーが動いて反応するかもしれないと言って、車を揺すってみましたが、ダメでした。
スペアキーがすぐに見つかれば問題ないのですが、キーを入れたままロックされてしまった車のドアを開けることができなくて、その日、娘たちは私たちの車で帰りました。
どうやって、車のドアを開けるか?
いつもの修理工場の人に来てもらうしかないなと思いましたが、その日は日曜日です。
修理工場は休みのはずなので、連絡も取れないだろうと思いました。
JAFを呼ぶしかないなと思いました。
ちゃんと年会費を払っているんだから、こんな時くらい利用しなくちゃ・・・
その晩、勘九郎が玄関先に出て、突然吠え始めました。
何かの音に合わせて、ワン!ワン!と吠え、その音が止むと大人しくなるのですが、また吠え始めます。
「夜中に何だろう?」と思い、徐々に目が覚めてきました。
そして、よーくその音を聞いていると、ガチャっ、ガチャっという車のドアのロックが開いたり閉まったりしている音のようでした。
あれ?!
と思い、玄関に行ってみると、勘九郎が玄関のドアの前に座って、外を見るような格好で吠えています。
慌てて玄関のドアを開けてみたら、ガチャっ、ガチャっという音に合わせて、娘の車の後部ランプがついたり消えたりしています。
「これで、ドアが開きそう!」と思い、
私は慌てて車のドアオブを引っ張ってみましたが、ドアは開きません。
少し待っていると、もう一度ランプがついたのと同時に、ガチャっとドアロックの音がしました。
そこで、再度ドアノブを引っ張ってみたら、ドアが開きました。
急いで中からカギを取り出しました。
ほっとしました。
これで、JAFを呼ばずに済みました。
家の中に入ると、玄関で待っていると思っていた勘九郎は、部屋に戻っていて、何事もなかったかのように私たちの布団の上で眠っていました。
勘九郎、でかしたぞ!
それにしても、キーレスキーって、不思議です。
車の中に入れておくだけで、勝手にドアをロックしてしまったり、突然反応し始めて、ドアロックを解除したり、ロックしたり・・・。
でも、突然キーが反応し始めた理由がわかりました。
夜中に息子が、車を揺すったり、自分のキーで何度が電波を送ったりしたようです。
息子がやっている時にはキーは反応しなかったのですが、息子が家に入ってから、反応しだしたようです。
文明の利器、便利なようですが、振り回されてしまいます。

