はーちゃんの気晴らし日記

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砥石を買いました

2014年08月01日 | わたくしごと
私は、今まで、今まで3ヶ月ごとにスーパーに来る刃物屋さんに包丁を研いでもらっていました。
いつも、年間のスケジュールを聞いて、カレンダーをチェックし、その刃物屋さんが来る時に、包丁を出していました。
ところが、前回の包丁研ぎの時に
「次回は、いつですか?」
と、聞いたところ、
「もう、このスーパーには来ないかもしれない」
と言います。
聞けば、
「このスーパーは、パーセンテージが高くて、商売にならない」
と言うことでした。
確かに、包丁研ぎも安かった。
以前、私が出していたお店に比べると、半分の値段でした。

「これから困るなぁ」
と思いましたが、パーセンテージの事を言われても、私にはどうすることもできないので、その刃物屋さんが来ないなら、どこか別のお店を探すしかありません。

以前出していた刃物屋さんを思い出しました。
そこは、二つ先の駅にあります。
たまたま通った時に、「包丁研ぎます」という看板を見つけて、出すようになりました。
その店は、駅のそばではありますが、駐車場がなく、近くにも車を止めておく場所がなくて不便でした。
それで、年に一度、あるだけの包丁を持って行って、研いでもらっていました。
朝、持って行って、夕方引き取りに行くのですが、その度に車の置き場所に苦労しました。
年に一度研ぐだけなので、その間は、簡易包丁研ぎを使って、一時的に切れるようにしていましたが、ある時、私が出した包丁を見て、
「簡易包丁研ぎを使っているでしょう?あれはダメだよ。せっかくの包丁がダメになる」
と言われ、それからは、簡易包丁研ぎは、使わないようにしていました。
そんな時に、近くのスーパーに来る刃物屋さんが包丁を研いでくれることに気づき、それからは便利にしていたのですが、もう出店はしないというので、本当に困りました。

どこか近くで包丁を研いでもらえるところはないかとネットで探しました。
でも、なかなかありません。
以前出していたお店は不便すぎるし、高すぎます。

それで、
「そうだ!自分で研ごう!」

考えてみれば、私の実家は、刃物研ぎが日課でした。
革製品を扱う仕事だったので、仕事場の隅にはいくつかの砥石が置かれて、仕事を始める前、父はいつも刃物を研いでいました。

父が使っていた刃物は、こんな感じのものでした。


家庭で使う包丁は、母が研いでいました。
両親が仕事をしていた頃は、母が遊びに来る時は、砥石を持ってきて、私の家の包丁を研いでくれました。
以前、私も一度挑戦したことがあるのですが、あれは角度が大事で、下手に角度を間違えると、かえって切れなくなってしまいます。
そういう経験があるので、自分で包丁を研ぐことをイマイチ迷っていました。
でも、包丁を研いでもらえる所がないので、自分で研ぐしかないと思いました。

ネットで探すと、上手く包丁の角度が決められる道具が載っていました。
それを見て、決心しました。
両面で二種類の砥石が使える砥石と角度を固定するホルダーを買いました。

固定ホルダーに包丁を挟んで、研ぎます。


早速使ってみましたが、上手く行きました。
よく切れるようになります。
トマトの皮もスパッと切れし、ネギの輪切りもきれいに出来ます。

3ヶ月ごとに包丁研ぎに出すことを思えば、一年も経たずに元が取れるし、行く手間も省けます。
これからは、いつも切れ味の良い包丁を使えるし、がんばって、自分で研いでみようと思っています。


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