はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

悪夢---突然の出来事

2012年08月14日 | 雑談
出張の帰りでした。
仕事が終わって、ちょっと足を延ばし、プライベートで友人に会い、帰宅の途中でした。

電車に乗ると、夜も大分遅い時間だったのに電車は、思いのほか混んでいました。
私は、人に押されるまま入り口から中の方に行き、空いているつり革につかまりました。
友人と会った時に適量のお酒を飲みました。
家で待っている母親に
「今、電車に乗った」
とメールをした後、その携帯を片手に持ったまま、疲れと酔いが手伝って、つり革につかまりウツラウツラし始めました。
何度もガクッと身体が揺れ、慌てて眼を覚まし、再び眠りに入りました。
そんなことを繰り返していたとき、突然、斜め前にいた女性がくるりと振り向き、いきなり私の背広の襟を両手でつかんで
「あなた置換したでしょ!」
と言いました。
突然の出来事に目が覚めました。
「何を言ってんだよ!」
と私は、言い返しました。
すると女性は、背広の襟を引っ張り
「次の駅で降りてください。」
と言います。
私は、
「いいよ。ちゃんと話をしよう。」
と言って、次の駅で降りました。
話せばわかると思いました。

ホームに降り立った途端、その女性は突然、背広の襟を掴んだまま、大声で叫びました。
「この人、置換よ!置換なんです!」
と。
あっという間に人が集まってきました。
私は大勢の人に取り囲まれました。
その中の一人の男性が、
「お前、座れよ!逃げんなよ!」
と言いました。
私は、思わず、
「お前には関係ないだろう!」
と怒鳴りました。
”この野郎、何も事情を知らないくせに、正義感を出しやがって”
と思いました。

そうこうしているうちに、数人の駅員がやってきて、事務室で話をしようと言う事になりました。
私は、何もしていないので、話せばわかってもらえると思い、素直に従いました。

事務室に入って、女性と話ができると思っていたのですが、すでに女性は別の場所に連れて行かれたらしく、女性とは一切話ができませんでした。
すぐにパトカーがやってきました。
あっという間の出来事でした。
「どうして女性と話をさせてくれないんですか?私は何もしていません。」
と言ったのですが、
「女性は、間違いなくあんたにいたずらされたと言ってるんだよ!」
と言われ、そのままパトカーに乗せられ、ケイ察署に連行され、着くや否や現行ハン逮ホと言われました。
「どうしてですか?何もしていないのに・・・」
「女性が置換をされたとはっきり言ってるんだよ。現行ハンタイ捕だよ。タイ捕!」
と言われました。
まったく私の話は聞いてもらうこともできず、いきなりのタイ捕でした。

女性は、私が彼女のお尻をなでまわし、コ間を押し付けてきたと言っているそうです。
でも、私は、そのとき、片方の手はつり革につかまり、片方の手は携帯電話を持っていました。
そんな状態でどうやってお尻をなでまわせるのか。
コ間を押し付けたというけれど、私と彼女との間には、彼女が振り返って私の襟をつかむくらいの距離があり、コ間を押し付けることは不可能です。

でも、何を言っても無駄でした。
一方的に女性の言うことが、信用されました。
手荷物を調べられ、中身を出され、それぞれ袋に入れられました。
その間、私の携帯電話には何度も何度も着信の音がしました。
たぶん、母からだと思いました。
家に帰る途中、
「今から電車に乗る」
と母にメールをしていたので、まだ帰らない私を心配して、母が電話をかけてきていると思いました。
「電話に出させてください。」
と言いましたが、受け入れてもらえませんでした。

トリ調べは、その後、翌朝の6時過ぎまで続き、眠ることもできませんでした。

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身近に起きた出来事です。検索ひっかからないように、敢えて文字を変えて書いています。夏休みの間の連載にしたいと思っています。
現在、コメント欄は閉じさせていただいていますが、最後にコメントをいただけたら、うれしく思います。


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