じっと我慢の子

今日でハイジが我が家に来てから、８年目になります。

ハイジはいつも私が家にいるときは、私と一緒です。
みんなが散歩に行っても、私が家にいれば私と留守番をし、私も出かける様子なら、自分も一緒に行くと言って、飛びついてきます。

最近の朝は、クマは散歩、勘九郎は気候が良いときは、クマと一緒に散歩に行きますが、今の時期は、起きるとすぐにコタツにもぐります。



私が朝の準備を始めると、その間、ハイジは、トップの写真のように自分のベッドで眠ったり、私のそばでウロウロしたりします。


先日は、朝起きてからずっとハイジは私の周りをウロウロしていました。
主婦の私といたしましては、朝は食事の支度をしている間に洗濯機を回したり、他のちょっとした用事をしたり、あちこち動き回ります。
すると、いつの間にか私について歩いていたハイジの姿が見えなくなりました。
眠くなって、ベッドで寝ているんだろうと思い、食事の支度を続けました。
そうこうしているうちに洗濯が終わった合図が聞こえてきました。
それで、洗面所に行ってみると、なんと、ハイジがいました！
私について来て、気づかない間に洗面所に閉じ込めてしまったらしい。
あら～
可愛そうなことをしてしまった！
多分、ハイジは暗くて寒い洗面所で一人でずっとウロウロしていたんだろうと思います。
慌てて抱くと寒さで震えていました。
本当に辛抱強いハイジです。
こんなとき、クマならキューンキューンと鳴き、それでも気づかなければ、大きな声で「ワン！」と吠えます。
勘九郎なら、キャンキャン吠えて戸をガリガリこすって開けてくれ！とアピールします。
それなのに、ハイジはそういう意思表示をまったくしないのです。

痛むときもそうです。
勘九郎のようにキャンキャン大げさに騒ぐわけでもなく、ただ黙って震えながらじーっと痛みをこらえます。

そんなハイジなので、余計にいとおしさが募ります。