無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

東北農林専門職大学

2024-12-09 12:00:02 | 建築・都市・港
11月27日、さかた木づかい夢ネットの視察で、新庄市にある東北農林専門職大学へ向かった。



今回の視察に、来年の全建女を抱えている建築士会女性委員会からも参加した。



内陸組は現地集合で参加する。


外は風が強かったので、交流棟にある食堂に通される。



交流棟から教育研究棟へ移動する。


こちらが教育研究棟である。



研究室にて、キャンパス内を案内してくれるので、荷物は軽くして移動する。



大学校舎の道路を挟んで対面に、スマート林業研究研修センターがある。



電動シャッターが上がると、林業に必要な道具やヘルメットが陳列されている内部を見ることが出来た。


専門職大学が開校したのは今年。従って1年生のみで6名。
今日は全員が演習林に出かけていて、会うことは叶わなかった。


東北農林専門職大学は、付属農林大学校に併用して建築された。
こちらの農林大学校は、稲作、果樹、野菜、花木、畜産、農産加工、林業などの学科があり、キャンパス内には温室や畑も備わっている。
学生たちに収穫された作物も、販売しているのだそうだが、野菜などの時期も終わり、販売所には花のみ並べられていた。



普段なら飛びつくのだが、我が家には酒田支部長国交大臣表彰祝賀会で手に入れた花が沢山あった為に諦める。



交流棟前に集結する。
学生達がどのように登校するか、寮、新庄市内から車で通い、またはバス通という。



バス停が真ん前にあった。


農林専門職大学なので、本来は木造で建築したかったが、豪雪地の新庄市ゆえ、躯体はRC造にし、内部をふんだんに木使用にしたらしい。


使用されている木材は圧倒的に杉が多い。


食堂から上がってきた階段と吹き抜けのホール。


2階のホールからは図書館と大講堂に分かれる。
前面に見えるのは大講堂の入り口。
壁面には本棚と波を打ったベンチが並ぶ。


図書室に入る。





本棚に並んだ本立は、学生や教員の手作り。





本棚に並んでいる書籍は、専門書が多い。
なかなか興味深い本の数々である。



大講堂に入る。壁は正角の杉材がはめ込まれているが、オリンピックで各県が搬出した木材が、戻ってきた物。
SDGSのリサイクル品である。







壁面の杉材が所々隙間があるのは、音響を考えた為。



講堂から1階の外部へ続く廊下。役物の杉は良質だ。



教育・研究棟を歩く。
室名などは木材を加工していた。


研究室の前の廊下に、シャワーがある。
化学薬品を使用した研究室の前には、必要なのだそうだ。
チェーンを引っ張らないでと注意される。











自習室。ペレットストーブが設えてある。








防火シャッターの収め方がきれいだ。


教育研究棟から見た交流棟の屋根は、無落雪で考えているようだ。
屋根の先にフェンスの様で、一見屋上の手摺に見える物は、高さが低すぎて手摺ではない。
雪止めで、積雪を屋上に留める為の仕掛けと見た。



応接会議室の壁と天井の一部が杉張りだった。
なかなか綺麗である。


中廊下の突き当りの窓は、まるで絵を填めたような風景があった。


そんな目で窓を見ると、演習林がまるで屏風の絵のようである。


大学に関する説明が始まった。


この専門職大学は、単に森林を学ぶだけでなく、農林業経営学部、農業経営学科、森林業経営学科に分かれて学んでいる。


グローバルの観点から、数カ国の林業大学と連携を持ち、海外研修も企画されている。


現在、90年ものの杉林を間伐して、150年の杉林にすることを行っている。


この方は建築学担当で、キャンパス内を案内してくれた教授である。
大学の説明と質問が終わった後に、女性建築士達から取り囲まれていた。


解散後、酒田組は新庄市内の蕎麦屋へ。
内陸組は学食(美味しかったそうだ。)へ
学生達は一食370円、一般は700円だそうだ。
そちらも興味津々である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽州街道 楢下宿から

2024-11-24 21:41:28 | 建築・都市・港

羽州街道 楢下宿に到着する。
雨は治まらない。


集合場所の駐車場から見た大黒屋。


地元の皆さんが案内を買って出てくれた。
大黒屋の建具は面白い。3枚に分かれて上下する。
入り口も人間用と馬用に使用できる仕組みになっている。



駕籠も飾られていた。
水の豊富な水路は除雪にも活用される。


宿場の本陣は姿を消し、後々まで残っていた蔵も焼失し、石垣のみが往事の佇まいを遺している。
おっと、この樹木も焼け残った庭木だそうだ。


しばし歩いて庄内屋に着く。




へぇ、上山なのに庄内とは、これ如何に。


庄内藩に関わりのある建物だった。
江戸へ行く大名行列の本陣(殿様が泊まる場所)だった。
家来達は別の建物に宿泊するらしい。


玄関:一見縁側に見える。
奥に行くに従って、床の高さが変わる。


厩など。


奥に石橋が見えた。


明治の頃に掛けられたようだ。三島通庸の名が見える。
ちなみに、三島は山形や内陸では随分と改革し褒められたが、庄内取り分け酒田では評判が悪い。


石碑も立っていたが、文字は判読できなかった。


他にも見所が沢山あるのだが、時間内だと遠くには行けない。
大黒屋へ入る。


雨に濡れた身体には、暖かい囲炉裏の火が有り難い。


火をおこして待っていてくれた。
コーヒーも準備してくれていた。


案内して頂いた地域の方々から、楢下宿の建物の草葺き(茅葺き)や町作りのお話を伺った。


我々は普段は茅葺きと呼ぶ屋根も、材料が様々でススキだったりもするので、総称は「草葺き」と呼ぶらしい。


段々周りが黄昏時になってくるころ、近道(多分に余所様の敷地を渡った)をして、タケダワイナリーに着く。


山の斜面を利用した葡萄畑や、

ロボットの草刈り機がウィンウィンする葡萄畑を観て。


工場に入る。


葡萄酒造りの様々な障害も聞かせて頂いた。


試飲もできるのだが、殆どの人が車を運転するので、数名だけが味わった。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女性建築士東北ブロック秋田大会

2024-10-14 14:45:43 | 建築・都市・港


今年度の女性建築士東北ブロック秋田大会が、秋田市雄和の国際教養大学にて開催された。
令和4年に開催された連合会全国大会のエクスカーションで、国際教養大学の図書館が大人気で、応募者が多かった為に東北と北海道の建築士は、それに参加を弾かれた。
その思いもあって、今回の東北ブロックではここを会場にしたと言う経過がある。


国際教養大学は、秋田空港のすぐ近くにあり、大学内からも航空機のフライトを望むことが出来る。




大会はD棟で行われた。








基調講演は図書館の建設について。
建築家は金沢の石川県立図書館と同じく、仙田満氏 である。
金沢の図書館の平面が円形であるのに対し、秋田では半円となっている。







講演が終わってAグループ、Bグループと2班に分かれ学内を見学するが、残念なことに肝心の図書館は撮影禁止になっていた。


ならばとと、2019年に撮影した写真を載せてみよう。


国際教養大学内では、日本語が禁止されており、日常会話は英語が基本である。
学生はまずは英語から始まる。授業の一環として1年は必ず留学する。
交換留学の相手国の大学は100を超えており、卒業生は国際的に活躍できる仕組みになっている。


学内を行き交う人も多人種である。


今回は教室以外にドミトリーも見学できた。
ホールに入ると、海外の空港の匂いがした。
学生が着けている香水の種類がそうなのだろう。


ここは彼らが自炊する場所。


各個室はちょっと狭いかなとも思う。
上部がベッド、下に机椅子。これにBRが着いている。


可愛い色彩である。







各棟を繋ぐブリッジも、また鮮やかである。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東の杜

2024-10-14 14:14:59 | 建築・都市・港


Nさんの家でよもやま話をしていると、東の杜の話題になった。
なかなか趣のある蔵が連なっているから、時間があるなら行ってみたら良いよと言うので、カーナビをセットした。


なるほど、良さげな蔵が建っている。


蔵の一部にはレストランやお土産屋なども入っており、休日には賑わいそうな場所である。



元々は造り酒屋だったようだが、現在は東根の歴史資料館として保存されている。



時間的にも少し遅く、ゆっくりと館内を回ることは出来なかったので、外部から建物群を巡ることにした。


和風の蔵に洋館も建っていた。
庭も整備されている。





白いサルスベリの花が咲いていた。



庭の高低を生かしたせせらぎも美しい。


内部に入ると、造り酒屋だった頃の写真や絵が飾ってあった。


木造の小屋組みも美しい。
囲炉裏には蓋がしてあったが、暖かさの欲しい季節には姿を表すのだろう。
座敷を通して観る庭も面白い。



もうすっかり秋である。


睡蓮の花には間に合わなかったようだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東根の家2

2024-10-13 17:26:43 | 建築・都市・港

来年の全国女性建築士連絡協議会で講演をしていただくNさん邸が内覧会されていると言うので、東根へ回ってみた。
静かな住宅地の公園の前に、その住居は建っており木質系の外壁が際立っている。






明らかに用途は車庫だと思えるのだが、内装は木質系である。
床は地先ブロックが一定間隔で土に埋め込まれている。


事務所としての建築だそうだ。



玄関ホールから回り階段を上り2階に上がる。



回り階段の手すりは先の通り芸術的なのである。


トイレのドアと水回り



ちょうど芸術家とのコラボの最中だそうだ。


彫刻やオブジェが飾られている。
外側面には高窓があり採光を受ける。



建物の内側には1階の屋根を利用した広い屋上が設置されている。
生憎の雨だったが、天気の良い日には様々な利用の仕方がある。


道路に面する屋上の一部には、屋根がかけてある。



庭を挟んだ奥には、先に建てた自邸があった。
こちらも色々と面白そうだが、今回は見学の対象にはなっていない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道の駅 おおえ

2024-10-07 12:29:26 | 建築・都市・港




引き渡し前の「道の駅 おおえ」である。
駐車場もまだ整備が整っていない。誘導に従って停める。


設計は羽田設計、構造施工に(株)シェルターがいる。
この組み合わせ柱といい、屋根の構造も、いつもの羽田さんらしくない。
大江町は豪雪地帯で、無落雪屋根に挑戦しているらしく、柱も構造も大きくなったらしい。



玄関である。



外回りにも同じ構造の柱が並んでいる。
その柱に併せ、流れるように湾曲したテーブルが、外を眺めながら使用できるようにと並べられている。
天井は杉板、床はなんちゃって木である。
周りが木製で固められているので、床だけは別の素材でトーンを落としてと説得したが、町のお偉いさん達の反対に会い、見た目木でできた施設になった。



中央の円形のブースだけ、濃いめの色のカーペットだが、ここは落ち着く。


玄関部分。施設の大きさに比べて玄関が非常に狭い。
他に出入り口らしき物もあるのだが、ここをメインに使うそうだ。


男女のトイレは、施設の中を横断して向かわねばならない。
夜間は封鎖して、外部トイレを使用させるそうだ。
これも使う側からすると何だかなと思う。
羽田さん、自由に設計計画出来なかったのかな。










もうオープンしたと思う。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TRAS にしかわイノベーションハブ トラス

2024-10-07 11:05:36 | 建築・都市・港
9月13日のことである。大江町道の駅の見学会に参加するとて、月山道路を南下した。
見学会は午前の部と午後の部に分かれており、午前の部が満杯になったのを幸いに、充分の時間を持ってでかけた。
勿論、このトラスの事も事前に把握し、見学のルートに入っていた。



素敵な建物らしいと期待し、敷地は西川町の庁舎の前なので迷いもせずに目的地へ到着する。


建物の裏の駐車場に車を止めて、カメラを向けると逆光が眩しくて、建物は黒い塊になった。
見ている方と使う方は楽しいが、作る方は苦労しただろうなと思う曲面である。


正面玄関から入らず、裏を抜けて庭に出る。湾曲したテラスが続いている。


肘掛けにもデスクにもなる家具の一部が腰壁(RC造)に取り付けられている。
なかなか人間に優しい設計のようだ。


一段高くなった木製すのこ風のテラスには、円形にくり抜かれた砂場があった。
どうしてここに砂場が?と言う疑問は後で解けることになる。








玄関脇には、身障者用の駐車場が特別に地面を青色で塗らなくとも解るように設置されている。


玄関である。



風除室に掲げられた案内板。


木製の骨組みが見える空間は気持ちが良い。
一部2階が見えるが、一般人は出入り不可のようである。


楽しそうな階段ではないか。





こんな所に足跡が!!


キッズルームである。
壁をくり抜いた窓や出入り口といい、この設計者はかなりの保育園系の仕事をこなしていると思われる。


ここに来るまでの廊下がスロープでせり上がっており、テラス戸を開けると先程の円形の砂場が着いたテラスに出る。
憎いほどの演出だと思う。


庭に造られたひょっこりひょうたん島の天辺から、建物を撮す。



この施設は、コワーキング、テレワークなどなど、多方面に渡って人々が集うスペースを提供している。



遠くに山々を望み、環境に良い所である。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟市旧斎藤邸

2024-08-09 15:52:36 | 建築・都市・港
飽海地域史研究会の小野寺先生に、新潟市の旧斎藤邸は歴史的にも建物的にも一度見たほうが良いと助言されていた。
先日のアイカセミナー聴講に併せて、早めに酒田を出発し、午前中に旧斎藤邸に着いた。
駐車場がないと周辺をグルグル回ったものの、決め手はFさんが斎藤邸に電話で位置を聞いてくれた。
少し離れた場所の駐車場に止め、歩いて向かうことにした。



一度回った所なので、迷いもせずに小路に到達する。
すると小路の塀の角に「地獄極楽小路」との名があった。何だぁ!
来る途中、税務署や年金機構などの公的な建物が並んでいたが、調べてみるとその土地は昔新潟市の刑務所が建っていた所だそうだ。
小路を挟んで黒塀の内は、行形亭と言う料亭。
その隣は、富豪の斎藤邸。なるほど、片や極楽で道を挟んでは地獄と言うわけだ。









現在は、お茶などの喫茶で開放しているようだ。





蔵の中に入る。ここは道を歩いて回る人たちの為の休憩所として使っているようだ。
勿論トイレも完備している。観光地として客を呼ぶ中で、こんな風に案内所や休憩所を用意してくれる新潟市は優しい。








旧斎藤邸別邸に入る。



玄関に入ると正面に絵が描かれた板戸があった。
カメラもフラッシュを焚かねば撮影は良いとのこと。
板は桐の一枚物、絵師は日本画家の佐藤紫煙 (1873〜1939 )で「牡丹孔雀図 」











畳の縁は鶴が舞い、二階の畳は亀だそうだ。







建物も素晴らしいが、日本庭園もすごい。丁度庭師の方々が作業をしていて、池の水は抜かれていた。



土蔵の扉も厚みがある。


柱のピッチは1尺。使われた材料も何も、豪快に予算があったと思われる。


廊下から何段か階段を登った所に、仏間兼茶室があった。


お茶を立てている時には、仏壇を上下襖で隠すのだそうだ。
襖は金紙で施されている。


続き間。上客の為の部屋らしい。





明り取り障子の竹は、前後が影に見えるが、実際は此方側だけである。
影に見えるように工夫されているとか。


床柱は鉄刀木(タガヤサン)ただし張物らしい。
この部屋には銘木として黒檀や紫檀、それに鉄刀木が使われている。


こちらの板絵も佐藤紫煙の手による。
1階には2箇所、2階に1箇所存在し、状態は良い。





大きな書院である。
但し床の間の脇に作らえているのではない。





小さな竹の欄干。


2階の廊下の板戸


2階の二間続きの大広間 書院の欄間などにも亀が彫刻されていた。
この欄間は長岡の花火だろうか。



縁側に設置された地袋も興を凝らしている。
能登地震でこちらも被害を受けたそうだ。
建物の壁の亀裂は数箇所あった。
最も被害を受けたのは庭に設置している石灯籠は、殆どが倒れたそうだ。



縁側の天井が素晴らしい。ついで庭も素晴らしい。






床の間の作りもコッテリなのかアッサリなのかわからない。


別室の茶室風小部屋。


1階に降りて庭を探索する。














渋沢栄一の邸宅の庭園(『旧渋沢庭園』)を手掛けた庭師・二代目松本幾次郎と松本亀吉による作庭











古町のお茶屋巡りも良いらしい。
この辺りは高級な建物が建っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟へ行く

2024-08-05 17:20:42 | 建築・都市・港


新潟のバスセンターへ行く。


目的はカレーライス。



とても有名なカレーライスだそうで、マスコミに載ること多々。
そば・うどん屋さんのカレーライスで、お昼には麺類よりもカレーが出る。
普通盛をチケット自販機で選び、店のカウンターへ持っていくと、あっと言う間に実物が来る。


立ち食いで頂く。見た目おうちのカレーなのに辛くて、ブワーッと汗が出る。
人参もジャガイモも入っていない。
美味しいのだけど、量が多くて食べきれなかった。
お子様用の「小」にすれば良かった。


港近くの朱鷺メッセが今回の目的地である。
アイカのセミナーに申し込んでいた。


セミナーが始まるまで、新製品の展示会に入る。


元々プラスチックの加工品なので、何でも出来る。


セミナー会場は、別の部屋だった。
今回の講演者は手塚建築研究所の手塚貴晴 氏である。
幼稚園や保育園建築が多いが、屋根の家で衝撃デビューした。
日本で活躍する前は、米国で大学や建築設計事務所に入っていた。
手塚建築と言うとご夫婦での活躍が多い。手塚夫氏は青、妻氏は赤のTシャツがトレードマーク。
内容は興味深かった。NHKで放映されたネパールの小学校の映像が面白いらしい。


朱鷺メッセのホールには、街角ピアノが設置してあり、音が聞こえると思ったら、弾いているのが手塚さんだった。



朱鷺メッセの31階の売店で、新潟の寒ズリを探したが見つからなかった。


そのまま朝来た道を戻ろうとしたら、市場へ寄っていこうよと言う話になり、魚市場へ突入する。



安いので買いたいとも思ったが、暑い日の食材の保存方法に心配もあり、見るだけにする。残念。


市場と遠景に朱鷺メッセを撮す。



車内にはBEERと日本酒、ゴーダチーズを買い込んできた。
後ろの座席では宴会を繰り広げられている。
このBEERは美味いぞ!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ山形自動車道は開業から40年経っても全線開通しないのか?【ゆっくり解説】

2024-07-10 06:55:23 | 建築・都市・港
なぜ山形自動車道は開業から40年経っても全線開通しないのか?【ゆっくり解説】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽黒山五重塔

2024-07-08 14:50:30 | 建築・都市・港
6月16日、羽黒山の五重塔へ行く。
「国宝五重塔と重要文化財三神合祭殿並びに鐘楼建築を学ぶ」と題して、工学博士の松崎照明氏の講座を受ける為である。




鐘楼の屋根も吹き替えを終えていた。



とっくに締め切りが終わっていたが、Fさんの計らいで講座に潜り込むことができた。
参集殿の2階が講座の会場である。



羽黒山神社側から挨拶



松崎照明氏の講座が始まった。
氏は日本建築意匠研究所代表であり、東京家政学院客員教授の傍ら、何度も羽黒山を訪れ山伏の修行もしているそうで、山岳信仰関連には詳しい。
沢山の建築の資料を頂いた。
(今回の講座は、建築士会も一絡みしているので、建築関係の参加者が多い。)

松崎氏は、吉野から熊野まで修行に入っていて、何故山岳信仰が大事なのか、北海道にはないが沖縄にはある。
建築家は建築だけを見るが、敷地や成り立ちなどの環境が最も大事である。

日本には近年修行の出来る場所が少なくなっているのに、羽黒町は信仰も町並みも珍しい場所なのだそうだ。






何年にも渡って屋根の茅葺きが行われている。
もう最終段階で職人による差し茅の最中だ。



鏡池のこちらから参集殿を撮そうとしたら、龍の柱が建っていた。
以前にはなかったものだが、何時造ったのだろう。



何故、山頂に池があるのか。昔は不思議がられたが、月山の伏流水がサイホン式に湧き出たもの。


ここには沢山の古い鏡が投げ入れられていた。
羽黒山は神仏混合の折、聖観音を御神体にしていた。
ここに投げ入れられた鏡も聖観音が掘られていたそうだ。ちなみに熊野では千手観音だそうだ。

鏡池にはモリアオガエルがいる。ゲゴゲゴ鳴いていた。
辺りには超望遠レンズを付けたカメラが、夥しい数三脚の上に立っていた。
なにの騒ぎかと問うと、赤い鳥を狙っているのだそうだが、毎時間来るわけでもない。多分アカショウビンだろうと思う。


鐘楼の所で話を伺う。


鐘は元寇の時、羽黒山から龍が飛び去り敵をやっつけたとされる言い伝えで頂いたもの。
現在の鐘楼は元和4年(1618)山形城主最上源五郎家信が再建したもの。


太い柱も継ぎ接ぎである。


足元をカナヘビが走って逃げてった。逃げ足の速いやつ。








屋根を支えている動物がいる。


これは羽黒山の開祖である蜂子皇子を祀った神社である。


昼食会場でもある斎館に向かう。


大広間


茶室


斎館の入り口の長屋門

私とFさんは、羽黒山駐車場の近くの売店で、なめこ蕎麦を食べた。


普段は公開していない修業の場である羽黒山吹越神社籠堂に行く。
山伏修行はここで行われる。厳しい修行であり唐辛子燻しもある。








この四角い台は護摩を焚く場所で、燃え上がる炎は下界からも見えるそうだ。



古すぎて文字がよく読めない。


吹越神社



一度山を降り、五重塔へ向かう。





修行の滝は水が止まっていた。










屋根の吹替え作業工事現場へ潜入する。
現場写真は発表禁止なのだ。


杮葺き(こけらぶき)の杉材は、寄進によるもの。
(こけら)(かき)と字が似ている。
右側の芯棒がくっついているのと離れているのの違い。
舞台などのこけら落としにも使われる。


この板を竹釘で打つのだが、強度上重要な所は真鍮釘が打たれていた。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒田臨港線の踏切

2024-04-30 23:16:30 | 建築・都市・港


酒田臨港線は貨物専用で酒田駅から酒田港駅までの路線である。
しかも電化されてなく、ディーゼル機関車が牽引している。


踏切を渡ろうとしたら遮断機が下りていた。
待っていると、赤いディーゼル機関車が来た。


運転手と先頭に乗っているのは監視員?かな


そのまま通り過ぎていくのなら、踏切を渡ることが出来るのに。
逆に戻って来た。こちらに乗っているのも後面専用の監視員?






今日は雨風がないから、乗っているだけなら面白そうだと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

えらいこっちゃ山形行き

2024-04-29 23:32:40 | 建築・都市・港

JIA山形地域会総会に出席するとて、国道47号線を走る。
高速を使えば十二分に間に合う時間だったが、狩川に入る前に渋滞に巻き込まれた。



何で動かないの?と待っていると、鶴岡方面から走ってくる人を見かける。
もしかして、県縦断駅伝か!!
白バイに先導されて走っていったランナーから、何人も駆け抜けて行ったが、もしかして最終ランナーが来る迄待つのだろうかと不安になる。


車はソロリソロリと動き出すも、渋滞は相変わらずだ。


この調子で走るのなら、遅刻は確定だ。
どこかで電話で連絡しなければ。


白糸のドライブインの前は見物客の応援がどっさり。


白バイが見えた。すると先頭は「天童・東村山」か。


もう渋滞はぐちゃぐちゃで、なかなか進めない。


審判は自衛隊の車


対岸の山々


山桜が丁度見頃だった。


最上川舟下りの船が見えた。


30分遅刻で山形に着く。総会の途中から参加する。
総会の後には講演会が開催された。


地域会会長が私よりも遅刻していて、代わりに前会長が挨拶をした。


講師は、非常に困難な敷地に計画する事例を幾つか見せてくれた。
面白かった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒田市住宅リフォーム支援事業

2024-04-24 11:23:39 | 建築・都市・港

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラッピン サガエ

2024-04-22 12:42:34 | 建築・都市・港


朝7時酒田出発で、寒河江市へ向かった。
JIAの羽田設計さん経由で内覧会の案内が届いていた。





















































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする