無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

酒田市合併記念式典

2006-01-17 17:53:17 | 社会
1月17日、酒田市合併記念式典が行われた。場所は市民会館。通称、希望ホールと呼ばれている。これは酒田市出身のシャンソン歌手、岸洋子を偲んで名付けられた施設だ。近くの市役所の駐車場は満杯で、マリ-ン5の駐車場に廻って欲しいと言われる。駐車場に入ってから断られるものだがら、時間を浪費するばかりだ。市役所へ曲がる道路も駐車場の中も、信号を含めて交通渋滞を引き起こしていた。

走って式典へ向かい、受付を済ませる。私の立場は役職の頭に前が付くので、記念品を受け取ると一般席へ誘導される。空いた席を求めて、階段を4階まで駆け上がる。ゼーゼー。何とか開会までにはこぎ着けた。

酒田市は閉市式も開市式も行っていたので、合併記念式典は想像もしていなかった。式典の始めにテノール歌手の市原多朗と、酒田混声合唱団コーロプリモが、県民歌を披露し、盛大に始まった。壇上には大変な数の来賓が参列していた。残念ながら4階(正確には3階)の最後列からは、殆ど誰か確認出来なかった。市長と来賓6名の祝辞を聞く。祝辞として参考になる話術はなかった。厳かな式典ではユーモアは禁止なのだなと残念に思う。

祝電披露の中で、それまで完璧に司会を行っていた女性がかんだ。酒田市の姉妹都市、ロシアのジェレズノゴルスク・イリムスキー市、これ自体も読むのが難しい。続いての市長の名前も素晴らしく長く難しかった。会場の空気が一瞬凍り、誰もが「気の毒に・・」と思った。この早口言葉の罰ゲームのように聞こえる言葉も、ロシアの人達には平気なんだろうなと、文化の違いを痛感する。

一部の式典の終了後、二部の郷土芸能上演の前に、大方の人が席を立った。この日の為に練習を重ねてきたであろう出演者には気の毒だが、平日の日中でもあるし、なにしろ17日なのだからと、私も大急ぎで抜け出す。しかし事務所にたどり着く頃には、証人喚問は最後の質問者になっていた。
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目くらまし作戦

2006-01-17 13:58:15 | 建築・都市・港
何故、この証人喚問の日の新聞の一面トップがライブドアなのか。
しかも、地検特捜部の強制捜査だし、タイミングが合いすぎる。誰が後ろで糸を引いているのか。通常、証券取引法違反の捜査であっても、日経のトップに出る位で、各TV局を含めて報道が一斉に取り上げるなんてなかった筈。それもこれも、野球に始まり、日本放送買収、選挙出馬と目立ちたがった本人のせいなのだろう。

ライブドアの株が売り注文のストップ安で止まったままだそうだ。ホリエモンの涙で配当を諦めた株主達は、今度は株の下落の憂き目に遭う。あくどい守銭奴に寄り添ったツケか、自己責任と言われる。彼の廻りでは、いつかは捕まると思っていたと言う者も多かったらしい。しかし、本当の悪は強制捜査の前にも、すんなりと売り逃げしただろうな。

今回の捜査で、単なる証券取引法違反などとは言わず、政界や闇の世界との関係を洗いざらい追求してくれれば良いと思う。すると、困るのはあの人やこの人だな。良い意味で、耐震偽造の証人喚問の後押しになってくれれば良いと思う。決して「目くらまし作戦」にだけは使って欲しくない。

そもそも証人喚問の日を、1月17日に設定したのだって、阪神淡路大震災や、宮崎勤の最高裁判決などのニュースソースが沢山ある日なのだ。昨年から時間を於いたのも、なんとか国民の目を向けさせない様にしたかったからに違いない。さて、どんな結果になるのやら、じっくりと見てみよう。
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