無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

サムライ・ブルー

2006-06-25 14:54:42 | 社会
ジーコ・ジャパンのW杯は終わった。
世界との差を見せつけられた戦いだった。
技術もさることながら、体力も体格でも差があったと思う。

それに付け加えて、3試合とも、相手のユニホームの色が膨張色であったのに対して、サムライ・ブルーが後退色で、グランドの中に同じ選手の数がいるように見えなかった。選手の動きも、そう見えるような働きをさせたのだろう。


色の世界では、赤系と白系は膨張色、青系と黒系は後退色と、同じ面積であっても、大きさは違って見える。それに、同じ位置にあっても、赤系は前へ青系は後ろへ見えてしまう。これを車の色に例えると、色によって距離感は違ってくるので、道路を徒歩で横切ろうとする時には注意が必要なのだ。

唯一、面積も位置も定まっているのが黄色で、その為工事用のバリケードには、この色が用いられている。黄色と黒の斜め縞模様は、「ここにあるよ」と言う位置からぶれたりしない。従って、モノに作用されない分だけ、黄色を多用すると、大変五月蠅く感じるのだ。

サッカーのユニフォームも、前と後ろとか、左右とか色別にしたらどうなるだろう。
きっと、チラチラして、試合も出来なくなるのだろうな。
コメント (4)
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