無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

メロン

2006-06-30 22:43:17 | 食べ物
酒田のアメヨコと言う市場から、メロンを3個買ってきた。
ここは野菜が安く、売る人と買う人の掛け合いで、うんとおまけもしてくれる。
地物のメロンで、1個400円を3個で1000円で良いと言うので、買ってきた。

実は、私はメロンが嫌いだ。特に香りに窒息してしまう。
有り難い事に、私の家族は、私に隠れてメロンを食べてくれる。
それでも、青いメロンが熟れるまで、仏間に並べてあったりすると、息を止めて仏様をおがむ事になる。
今年になって、メロンが仏間に並んだのは、たったの1度だけだった。みんなが好きなのに、私を気遣ってのことなのだなと感じた私は、一肌脱いでメロンを買うことにしたのだ。

「ずぶの素人なので・・。」とは、福井総裁の言葉ではなく、私のメロンの買い方だ。匂いを嗅いで見るわけにも行かず、「どれが美味しい?ねぇ、どれなの?」と、他人を頼りに、しかも触りもせず、箱に入れて貰った。そして、車の窓を開け放して一目散に家に戻り、仏間に並べたのである。

次の日、無事に家族の口に入った。味は良かったらしい。やれやれ一安心。
母は、ご飯のおかずにしたらしい。・・・信じられないと、鳥肌がたった。
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茶番劇

2006-06-30 21:58:41 | 社会
南北朝鮮による政治ショーが終わった。
他人の私でさえ腹だだしいのだから、横田さん御夫妻の気持ちはどんなだろう。
拉致被害者の声を借りて、自国の恥の上塗りのような、あんな会見をさせて、誰が納得するとでも言うのか。

台本を読まなければならないなんて、めぐみさんの元夫は、本当はめぐみさんの行方を知らないのではないかと、思ってしまうほどだ。劇的な親子の対面は、仮面をかぶった当の本人の仕草によって、津波の時の引き潮に勝るほど、観客を引かせてしまった。
何をそんなに隠したいのか。拉致した本人が「やった。」と言っているのに、拉致された方は「助けられたのだ。」とは、まぁ開いた口が塞がらない。それほど忠誠を誓わないと、生きていけない社会なのだろう。舞台は北朝鮮なのだから、金氏は被害者なのだからと、言い聞かせても私の腹の虫は納まらない。

金氏の母親と姉の人柄が報道された時、これは不味いことになったぞと内心感じた。横田夫妻のような冷静さはない。人種が違うからと言ってしまえば身も蓋もないが、意思の疎通は出来ないだろうなと、思ったのがその通りになってしまった。結婚とは、本人達以外に、親戚がモロモロ付いてくる。こんな事を言っては本当に気の毒なのだが、横田夫妻には二重の苦しみが出来たように思われた。

ヘギョンちゃんは、敵国の娘として、家庭内は勿論、社会に於いても辛い人生を送っているのではないか。めぐみさんが早く見つかればいい。二人で一日も早く帰って来られればいい。その前に、北朝鮮が普通の国にならないものだろうか。
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