無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

再試合

2006-08-21 05:55:03 | 社会
夏の甲子園決勝は、延長15回引き分け、翌日の再試合になった。
37年ぶりの再試合だそうだ。
すっかり記憶が薄れていたが、言われて走馬燈のように思い出した。
青森三沢高校の太田投手の活躍と、再試合で負けて準優勝になった事、どうして高校野球は西日本が強いのだろうと思った事など。

昔はドーム球場もなく、しかも高校野球の設備ときたら、屋内練習場なんて、強い私立高校ぐらいしか設置されていなかった。北国ともなれば冬のグランドは雪に埋まってしまうし、練習量からしても不利だった。東北勢が決勝まで残るなんてのは、本当にまれな事だったのだ。

賛否は分かれるだろうが、ここ最近は高校生の越境野球留学が盛んだ。選手のレベルが地域で偏る事も少なくなった。良き指導者や監督も移動する事が多くなり、無名の高校が俄然強さを増すことも珍しくなくなった。選手達が甲子園に出場できるのは、人生の上でたった3年間しかない。やり直しの効かない極めて限られた世界なのだから、こんな風に甲子園にでるのも一つの方法だと思う。

今回の決勝戦は、どちらが勝っても素晴らしい戦いになると思う。
早実が日大山形に苦戦したって言われたのも、ちょっとは嬉しい。
ところで、今日の再試合も引き分けになったら、もう一度行えるの?
何回再試合って認められるものなの?
コメント (13)
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