無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

言っちゃなんだけど

2006-10-11 13:00:16 | 社会
飛行機事故が起こると、航空評論家が続々とTVに出演する。戦争が起こると、軍事専門家、評論家と呼ばれる人達が、湧いて出て来てTV各局をかけ持ちする。日本のメディアは、あっと言う間に同じ色に染まる。あとは視聴者が「飽きた。」と思うまで続く。

勿論、専門家の意見はそれぞれ尤もな話で、私達の頭脳の中にも少しばかり知識が増える。また、人それぞれ考え方の違いがあってしかるべきなのは、間違いではない。では、こんな重要人物がいたらどうだろう。北朝鮮放送のアナウンサーとか、北朝鮮国連大使の事ではない。

韓国の盧武鉉大統領が、北の核実験の後、大統領府の朝食会で「北朝鮮の核保有は自衛権として一理ある。」と発言した。野党党首は、この大統領の発言と認識が、北朝鮮の核実験を手助けしたと、大統領を非難した。これに対し、韓明淑首相も、統一部長官も国民に向けて謝罪した。と、朝鮮日報が報じた。

丁度その頃、日本の安倍首相が訪韓していたが、首脳会議が終わり、日韓共同声明を出す段になって、盧武鉉大統領は声明を出すどころか、40分にも渡り「歴史認識問題」を取り上げシャベリ続けた。共同声明が出せなかったのは、言うまでもない。太陽政策を掲げる彼の頭の中には、核開発がどれだけ危険なものか、想像できなかったのだろう。
それとも彼はただの北のスポークスマンか。
コメント
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