2日続けて、昼に事務所へ戻れなかったので、途中でラーメンを食べた。
1日目が亀ヶ崎の「侍」で、2日目が砂越の「ケンチャンラーメン」だった。
どちらも魚出しの効いた酒田のラーメンだったが、私の子供の頃のラーメンの味ではなかった。
今だと、「お昼にラーメンでも食べるか。」と気軽に言える。子供の頃は、ラーメンとは呼ばず、中華そばと呼んでいた。もっとオトナは支那そば(おい、漢字変換出来ないぞ!何か問題でもあるのか!)と呼んでいたが、これが特別の時でなければ食べられないご馳走だったのだ。電話のない頃、お客の食事に近所のの○○軒まで、「中華1つ届けて下さい。」とお使いに走らされていた。店の近くまで来ると、美味しそうな醤油だれの匂いがした。店からではなく、厨房の戸を開けて注文を頼むのだが、暖かい湯気の立ちこめる中、喉がゴックンと鳴った。
その店も、もうすでに店じまいをして何十年も経っている。経営者がある程度歳をとってくると、重労働の為か、簡単に店をたたんでしまう。こうして記憶していた昔の味が、少しづつ姿を消して行く。
それでも、酒田は市民がラーメン好きなのか、どんどん新しい店がオープンする。人口比率からみても、軒数は多いに違いない。観光バスで団体さんがラーメンを食べに来る店もあるのだ。今度そこでコンビニと一緒に新しいインスタントラーメンを開発するのだと言う。店の名前は満月、コンビニはセブンイレブンらしい。ここはワンタン麺が有名なのだが、ちょっと変わり種のインスタントワンタン麺になるらしい。一度は食べてみるべきか、それとも地元の作りたてが食べられるのだから、手を出さないでおくべきか、悩む所である。
1日目が亀ヶ崎の「侍」で、2日目が砂越の「ケンチャンラーメン」だった。
どちらも魚出しの効いた酒田のラーメンだったが、私の子供の頃のラーメンの味ではなかった。
今だと、「お昼にラーメンでも食べるか。」と気軽に言える。子供の頃は、ラーメンとは呼ばず、中華そばと呼んでいた。もっとオトナは支那そば(おい、漢字変換出来ないぞ!何か問題でもあるのか!)と呼んでいたが、これが特別の時でなければ食べられないご馳走だったのだ。電話のない頃、お客の食事に近所のの○○軒まで、「中華1つ届けて下さい。」とお使いに走らされていた。店の近くまで来ると、美味しそうな醤油だれの匂いがした。店からではなく、厨房の戸を開けて注文を頼むのだが、暖かい湯気の立ちこめる中、喉がゴックンと鳴った。
その店も、もうすでに店じまいをして何十年も経っている。経営者がある程度歳をとってくると、重労働の為か、簡単に店をたたんでしまう。こうして記憶していた昔の味が、少しづつ姿を消して行く。
それでも、酒田は市民がラーメン好きなのか、どんどん新しい店がオープンする。人口比率からみても、軒数は多いに違いない。観光バスで団体さんがラーメンを食べに来る店もあるのだ。今度そこでコンビニと一緒に新しいインスタントラーメンを開発するのだと言う。店の名前は満月、コンビニはセブンイレブンらしい。ここはワンタン麺が有名なのだが、ちょっと変わり種のインスタントワンタン麺になるらしい。一度は食べてみるべきか、それとも地元の作りたてが食べられるのだから、手を出さないでおくべきか、悩む所である。