無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ちょっと休止よ~!

2007-01-26 23:15:06 | 動物・自然
犬が好き? ならば、こちらへどうぞ!

ゆるせん

もう一つ、可哀相と言う声もありますが、私だって一度は飛んでみたい!!

飛ぶ犬

猫好きな方はこちらへ

笑って・・♪
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行ってみなくちゃ!

2007-01-26 22:38:43 | 建築・都市・港
建築の話が続いてゴメンね!

面白い物を見つけた。
TOTOショールーム(ただし、山形と酒田のみ)で、便器の展示が25日から行われている。TOTOでそれがあるのは普通だろ!と思ったら大間違い。鑑定団に出てくる様な古い便器も登場するのは嘘だけど、水戸黄門が使った便器のレプリカや、古い便器が展示されているのだそうだ。これは、ウ○コ大好きな私としては、行かなければならない。

人間が生きる上で、衣食住は大切だ。それでも、この排泄の部分を日本では、水に流して(厠(かわや)と呼ぶのも、その名残だ)きた。朝一番から、ここのお世話にならないのは、アイドルや女優だけなのだろうが、普通の人間なら寄る回数が多いほど、健康だといえる。生きる上で非常に重要な位置にあるのだが、謙虚な日本人はそれを隅へ隅へと追い出してきた。それはやっぱり臭いのせいなのか。

この厠、川の上で用を足すブルジュアは別として、日本の産業を支えた大きな基盤でもある。団塊の世代なら、知らぬとは言わせない畑の肥料「人糞」の臭い。下水道にフラッシュパルブの音と共に流すだけの物が、近代の世界では重要な資源として持てはやされたのだ。日本の農業が、これ無しには成り立たなかったのだ。江戸の街では、なかなかの商売になったのだそうだ。

さてさて、建築の原点である住宅を探し求めて、世界行脚をするのもよし、人間の行為の原点である厠を求めて行脚をするのも、なかなか面白い。山菜採りの途中、野シ○ンの実行中、前方に敵歩兵部隊発見!「来ないで~、○○なの~~!!」の号令の元に、歩行停止をしてくれた敵に感謝、いやいや何があるかわからない。だから、この続きはまだまだ終わりそうにない。
コメント (22)
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だから建築は面白い

2007-01-26 20:43:17 | 建築・都市・港
坂 茂(ばん・しげる)氏の作品に最初に出逢ったのは、秋田県の田沢湖駅舎だった。「なんじゃ、こりゃぁぁ~!」柱はコンクリートパイル(杭)を地面からキャンティで立ち上げ、鉄板をサンドイッチした集成材の梁が屋根を支えていた。その屋根でさえ、構造材(フランジ)として設計されている。土木の橋で使われた原理とよく似ている。ただし、橋の方では、路面に穴が開く様な事故に見舞われると、フランジとしての機能が満たされなくなるので、現在では別の工法に変わりつつあるとも聞いている。

この田沢湖駅の見学は、JIA東北支部の主催で、坂 茂氏の講演会と同時に開催された物だった。坂氏の講演は、とてつもなく面白かった。紙の家を知ったのも、この講演からである。

トイレットペーパーの芯は、ちょっとふにゃふにゃしているが、ファクシミリのロール紙の芯は固い。ある時、これを建築に使えないかと考えたらしい。そこで、構造計算をしたり破壊実験をして、充分使用に耐えうる物である事を知り、(国に認可して貰うのに時間が掛かったようだが)早速建物を造った。紙の教会などがその事例である。

特に記述したいのは、災害時に建てる応急住宅に便利なのだそうだ。口径の違うパルプのパイプ(ダジャレみたいだ)を、◎のように中に詰めれば一度に沢山の部材を運ぶ事が出来る。いらなくなった時には、いつでもリサイクルが出来る。実際に地震などの災害現場で役に立った。

その技術が買われて、ドイツで行われた万博の日本館の設計を、坂氏は行った。構造材が紙だと言うので、ドイツで確認申請(?)若しくは許可が出るのに、相当手間取ったようだ。また、防災の面で構造体が燃焼する事に、クレームも着いたらしい。

構造設計が得意で、発想が豊かだと、色んな試みが出来る。
建築って、本当に面白い物だと思う。
コメント (10)
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