無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

ちょっとだけ

2007-06-06 19:18:21 | 社会
厚生労働省の発表によると、2006年の自殺者は2万9887人で、4年ぶりに3万人を割り込んだそうだ。う~ん、何と解説したら良いのだろう。減って良かったねと喜ぶべきか、まだそんなに沢山の人が亡くなっているのかと嘆くべきなのか、判らないのが本音である。しかもこの発表が6月になってからだとすると、去年の合計が今頃になってでしか判らないってのも、仕事が速いんだか遅いんだか。厚生労働省は、結局そんな所なのかも知れない。

もう一つ、これも人口がらみなのだが、2006年は6年ぶりに出生率が上昇した。女性が生涯に産む子供の数の平均を示す合計特殊出生率が1・32に回復したのだそうだ。これは単純に喜んで良いよね。どっかの大臣のように生む機械が増えたなんて、私は言わないよ。

以上のニュースは、秋田魁新報のサイトから集めてみた。何故秋田なのかと言うと、国内の自殺者の1位が山形県から秋田県に移ってしまったからだ。秋田単独1位でなく同率1位の県もあるのだが、これを聞いて秋田県民は何と思うだろう。ちなみに、山形県が1位だった頃、景気の悪さは県内でも庄内に、庄内でも酒田近辺に集中していた。紙面に載らない事故が日常に溢れていたのを聞いている。
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麻疹に効く?

2007-06-06 11:13:59 | 社会
麻疹の流行で薬が足りないとか、いいやワクチンはあるけど検査薬が足りないんだとか、様々な事が言われている。東京から始まり各地に飛び火して、どこどこの学校が休校になったとニュースで報じている。流行に乗り遅れまいと、山形県でも21人の感染者がおり年代の内訳なる物も登場し、あーだこーだと賑わしい。ちょっと待ってよ!県内で21人なのでしょう。団塊の世代が子供の頃なんて、21人の感染者なんて、一つの学校でもいたんじゃないの。そんなに騒ぐモノなのと、私としては納得がいかない。

そんな折り、民間療法で麻疹に効果があると、三重県の旅館組合が古くから漁師達に伝わる「干した伊勢エビの甲羅を煎じて飲む」治療法の伊勢エビの甲羅を、希望者に無料で提供すると発表した。

MSNニュースより

詳しくは志摩市浜島町の浜島旅館組合(0599・53・0032)へと言う事なのだが、「治療に効果がある」と言っても良いのだろうか。薬事法違反にはならないものだろうか。話は違うが、今年に入って花粉症に効くとして販売したカプセルにアレルギー反応を起こした女性が取り上げられて、山形県内の業者が摘発された。数ヶ月後、被疑者不在のまま書類送検の結果が出たが、問題になった会社の社長は自ら死をもって償ったようだ。騒ぐだけ騒いでも、こんな結果は全国では流れない。今回の甲羅も問題にならなければ良いがと思う。

まぁ、効くか効かぬかは別として、私は甲羅よりも中身が欲しい。

コメント (2)
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