無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

建築基準法緩和

2007-11-02 21:31:01 | 建築・都市・港
国交省が発表した建築基準法の一部緩和についての詳細は、以下の通り。

国交省のHPより
上記HPより見て頂くとお分かりかと思うが、重要な点は別添1(確認申請について10頁)と別添2である。特に、別添1については、プリントして良く読む事が必要と思われる。

別添1 新しい建築確認手続きの要点(本文)

別添2 建築基準法施行規則の一部改正について 

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改正建築基準法の円滑な施行に向けた取組について

平成19年10月30日
<問い合わせ先>
住宅局建築指導課
(内線39515、39519)
TEL:03-5253-8111(代表)

 国土交通省においては、改正建築基準法の円滑な施行に向けて、各般の関連情報の周知徹底等に努めておりますが、これまでに意見交換の場等であった実務者からの要望等を踏まえ、更に以下の取組みを行います。

( 1 ) 実務者向けのリーフレットの配布

 従来から行ってきたホームページによる質疑・応答( Q & A ) 等の公表に加え、新しい建築確認手続きの要点に絞って、設計者、施工者、デベロッパーなど主に事業者側の実務者を念頭に、わかりやすく説明したリーフレットを作成し、関係団体、商工会議所、地方公共団体等を通じて、幅広く、関係者に配布するとともに、確認審査の窓口等に備え置きます。【別添1 】

( 2 ) きめ細かい個別の地域に対するアドバイスの実施

建築確認申請件数、あるいは建築確認件数が依然大幅に落ち込んでいる地域に対して、特定行政庁や指定確認検査機関から個別に状況をヒアリングした上で、具体的な改善策についてアドバイスを行います。
建築確認手続きの円滑化に向けて、特定行政庁や指定確認検査機関が講じている効果的な取組事例を整理し、各審査機関に対して周知を図ります。
( 財) 建築行政情報センターのホームページ上に設置している「苦情箱」に寄せられた苦情のうち、特定行政庁や指定確認検査機関の不適切な取扱いの具体的な事例を整理し、各審査機関に対して注意喚起をします。

( 3 ) 建築確認手続きに関する運用面の改善・明確化

 大臣認定書の写しの添付や計画変更に係る確認を要しない軽微な変更に関する取扱い等について、事務手続きの合理化や解釈の明確化を図る観点から、建築基準法施行規則等の所要の見直しを行います。【別添2 】
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建築基準法一部緩和

2007-11-02 17:48:12 | 建築・都市・港
asahi.com より抜粋
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改正建築基準法、一部見直し 審査態勢を緩和
2007年10月30日12時57分

 建築確認を厳格化した改正建築基準法が6月に施行されて以降、全国的に確認審査が滞り新築住宅の着工戸数などに影響が出ている問題を受け、国土交通省は30日、同法施行規則を改正し審査態勢を一部緩和する方針を明らかにした。同法施行後、関連省令を改正するのは初めて。

 改正法施行後、7、8月の2カ月間で着工戸数が前年比で3割以上落ち込むなどの影響が出たことについて同省は「予想以上の混乱」としており、改正法が円滑に運用されるよう、建築業界などからの要望にこたえて現実的な対応策を取った。11月中旬にも改正する。

 建築指導課によると、着工後に部屋の間仕切りや窓、ドアの位置や大きさを変える場合、構造の安全性や防火・避難性能が低下しなければ計画変更の確認申請を不要とする。この結果、マンションや住宅、テナントビルなどで、二つの部屋をつなげて一つにするなどの変更が容易になる。

 また、確認申請の際に提出する建材などについての大臣認定書の写しは、審査機関側が提出を求めた場合に限って提出することにする。同じ建材の認定書を審査機関側が既に持っている場合などに提出を不要とすることで、申請側にとって提出書類が少なくなる。
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犬の宮、猫の宮

2007-11-02 10:18:44 | 
動物を書いた小説と言えば、真っ先に上げられるのがシートン動物記であろう。子供の頃に夢中になって読んだ「狼王ロボ」は、涙でグショグショになりながら嗚咽と共に読み終えた。自然に暮らす動物の目から見ると、人間と言うのは恐ろしくて真っ黒の存在に思えたものだった。

日本の作家で動物の事を書かせたら、戸川幸夫が一番だと思う。動物への見方も、ちょっとだけ優しい。動物への愛情も観察も豊かだと感じる。今朝届いた山形からのお便りに、この戸川幸夫が書いた小説「高安犬(たかやすいぬ)」にまつわる高畠町の犬の宮、猫の宮の記事が載っていた。高畠町は山形県の南の方に位置していて、雪はともかくとして気候の穏やかな地域と言う感じがしていた。それに私には霊感はないが、不思議な雰囲気のする場所が色々と残っている所でもあると思う。

詳しくは 犬の宮・猫の宮 から

高畠町は日本の童話「泣いた赤鬼」を書いた浜田廣介の生まれ故郷でもあり、高畠駅の裏手近くに童話館が建っている。現在紅葉真っ盛り、特にこの地域は葡萄や柿など、色づく葉も多い。軒先に吊された干し柿の暖簾も綺麗だろう。小さな秋の旅を楽しむには良い所だ。
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