鎌倉時代の仏師、運慶の作ではないかとされている「木造大日如来座像」が、ニューヨークの競売にかけられ、三越が12億5000万円で落札した。国宝級の文化財だと言う。勿論三越がそれを保有し飾るのではなく、きっと誰かお金持ちの代理で落札したのだろうとの、もっぱらの噂である。日本では、文化財の国外流出を懸念していたが、これで一安心したことだろう。懸念するのだったら、国がお金を出して保有すれば良いのにと思うのは、私だけだろうか。それとも、この12億5000万円は、一般財源化して有効に使った方が良い時勢なのかも知れない。
さて話は変わって、4月27日から、東京都現代美術館で公開される岡本太郎の幻の名作「明日の神話」が東京都の渋谷区に寄贈されることになった。渋谷駅の渡り廊下に展示して、一般の人に見て貰うのだそうだ。この作品は岡本太郎が原爆の悲惨さと未来を同じ画面に描き入れたもので、縦5.5m横30mと、とにかく巨大だ。メキシコの実業家に依頼されてホテルに飾る予定で描かれたが、メキシコに着いてから行方不明になった。岡本太郎の死後、ようやく見つかったと言う曰くがついている。寄贈の話を受けて、数カ所の自治体が名乗りをあげ、渋谷区に決まったらしい。売買となったら、とんでもない金額が着いたと思う。多くの人に見て貰いたいからと言う、太っ腹な企画だった。
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