無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

はた織り

2008-03-24 10:23:06 | 社会
チベット問題が巻き起こっている時勢なので、台湾総統の選挙にも大いに影響があるのではと思われたが、中国との関係と経済を中心に訴えた馬氏が当選した。他国の流れを気にする程、こちらもゆとりはないので、「ま」いいんですけどね。←こらこら

と、話はまったく変わって、日曜日に建築士会酒田支部女性部の今年度最後の催しに参加してきた。役員会の重要な議題は、来年度の委員長を誰にするかであった。本来なら選挙が望ましいのだが、誰も立候補しないし、なかなかやれる立場の人がいないのが現状だ。酒田支部は、仕事を分担させて自分達のやりたい事を行っているので、取り分け委員長にだけ責任を押しつける事はない。と、まぁそれで無事に決まって、昼食を終えた後に、黒森の十川さんのアトリエに行き、作品を見せて貰ってから、自分達でもはた織り体験をする事になった。



アトリエは、昔の郵便局の建物を手に入れて、はた織り機を並べている。大きなはた織り機は、スエーデン製とノルウェー製のがあった。それぞれに違いがあって、スエーデン製の方が優れていると言う話だった。このはた織り機は、船便で日本に着き、横浜の港まで取りに行ったものだそうだ。十川眞紀さんは、織り作家で大きなタペストリーから日用の小物まで作っている 。以前作品展を拝見したが、立体的な素敵な作品が多かった。私達は素人なので、小さなコースターに挑戦した。今回の参加者は6名、はたは織るよりも準備の方が大変なのだそうだが、人数分の準備がすでに出来ていた。

めいめいが好きな色の糸を2色選び、横糸にして縦糸に織り込んでいく。毎度の事ながら、この建築の仲間は誰1人同じ物を選ばない。こうして出来た作品が上の写真である。



私が作った作品は、同じ彩度のピンクと緑を選んだ。コースター用に縦糸の始末を終えた他の人と違って、少しの間壁に飾っても良いように、端糸を三つ編みにして、毛糸のボンボンを付けた。淡い色を選んだせいか、随分とくすんで見える。布を作るという事は、根気と時間、それに才能も必要のようだ。私の作品名は「インデアン嘘つかない」。端糸の三つ編みの時に思いついた。ドアップは下の写真、緑色の糸は色むらあり、単なる平織りだが、糸の掛け方で模様は違ってくる。あー、目がチカチカする。


コメント (6)
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