無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

飛翔

2008-04-19 12:56:27 | 動物・自然
ヤゴの入っている水槽のガラスがちょっと汚れていたので、ティッシュで拭こうと蓋を上げて覗いたら、トンボが羽化していた。4月18日、ちょっと早いんじゃないの。事務所の中だから、暖か過ぎたのかと心配した。



ヤゴも小さいけど、トンボも小さい。約2cm程の体長である。栄養が足りなくて、小さなままだったのかも知れない。事務所の中で飛び回っても生き延びられる訳はない。さりとて自然に離しても、同じ種類のトンボに巡り会えることもなく、恐らく他の動物の餌にされてしまうのだろう。それでも、少しのあいだだけでも空を飛びたいだろうし、自由気ままに動きたいだろうと、外に離す事にした。そんな日に限って、外は花曇りで、薄ら寒い。窓を少し開けて、自分で外に飛び立てるようにした。



何という種類のトンボなのだろう?ホームセンターで飼った水草のバイカモについていたのだから、地元のトンボではないかも知れない。遠く関東、まさか沖縄という事はあるまいが、暖かな地域のトンボだと思う。君たちが生き延びるには、まだ地球の温暖化は間に合わないかも知れないね。



記念に白いボードの上のトンボを、接写で撮って貰った。私のカメラではなくカメラマンも私でないので、綺麗に撮れている。
水槽の中には、まだこんなヤゴが数匹はいる。毎日気を着けて観察をし、外へ離してやろうと思う。ドアップにすると、ちょっと気持ち悪い。こんな姿でも、美人とかブスとか、区別があるんだろうな。人間の美的感覚とはちょいと違うのが面白い。


コメント (9)
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