2029年、地球に小惑星アボフィスが接近する。NASAでは衝突する確率を4万5000分の1として発表したが、ドイツの13歳の少年が計算の誤りを指摘したのだそうだ。そんな天才少年は、どこのドイツだ。ニコ君だよ!バシッ!(しつこく、にしおかすみこ風)計算の誤りで、確率が低くなるなら良いのだが、100倍も高くなった。これで、絶対にあたらないとは言い切れなくなった。
惑星の衝突なら、1994年木星へシューメーカー・レビー第9彗星がボコボコ吸い込まれて行ったのを映像でも見ている。月のクレーターや、地球でも恐竜が滅びたのは惑星の衝突のせいではないかとも言われている。映画アルマゲドンのような事が実際に起きないとも限らない。21年後、そして28年後、どうなるのかは、これからのお楽しみである。
AFP BB News より
-------以下全文---------------
13歳少年がNASAの計算の誤り訂正、小惑星が地球に衝突する確率で
2008年04月16日 15:55 発信地:ベルリン/ドイツ
【4月16日 AFP】地球に最接近する小惑星アポフィス(Apophis)が地球に衝突する確率について、ドイツ人の13歳の少年が米航空宇宙局(NASA)の計算の誤りを指摘し修正した。
15日の地元紙によると、NASAは以前この確率を「4万5000分の1」とはじき出していたが、ニコ・マルクワルト(Nico Marquardt)君はアポフィスが人工衛星と衝突した場合の影響も含めて計算した結果、「450分の1」というはるかに高い確率を算出した。これについて欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)は、ニコ君の数字の方が正しいとの判定を下したのだ。
ニコ君は、2029年4月13日にアポフィスが接近する際、地球を周回する4万基の人工衛星のうちの1基または複数と衝突するリスクを考慮に入れた。人工衛星は秒速3.07キロ、高度3万5880キロの周回軌道に載っているが、アポフィスは高度3万2500キロ地点を通過するため、人工衛星と衝突する可能性がある。その場合、アポフィスの軌道がずれて2036年の再接近時に地球と衝突する確率が高くなるという。
NASAもニコ君も、アポフィスが地球に衝突する場合、直径320メートルで重量2000億トンの鉄とイリジウムの塊が大西洋に落下するという点では一致している。このときの衝撃波で巨大津波が発生、多くの沿岸部や海岸線が消滅し、分厚い塵が長期間地球を覆うと予想される。
ESAのお墨付きをもらったニコ君の計算は、地元で行われた科学コンテストの際に発表されたものだという。(c)AFP
惑星の衝突なら、1994年木星へシューメーカー・レビー第9彗星がボコボコ吸い込まれて行ったのを映像でも見ている。月のクレーターや、地球でも恐竜が滅びたのは惑星の衝突のせいではないかとも言われている。映画アルマゲドンのような事が実際に起きないとも限らない。21年後、そして28年後、どうなるのかは、これからのお楽しみである。
AFP BB News より
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13歳少年がNASAの計算の誤り訂正、小惑星が地球に衝突する確率で
2008年04月16日 15:55 発信地:ベルリン/ドイツ
【4月16日 AFP】地球に最接近する小惑星アポフィス(Apophis)が地球に衝突する確率について、ドイツ人の13歳の少年が米航空宇宙局(NASA)の計算の誤りを指摘し修正した。
15日の地元紙によると、NASAは以前この確率を「4万5000分の1」とはじき出していたが、ニコ・マルクワルト(Nico Marquardt)君はアポフィスが人工衛星と衝突した場合の影響も含めて計算した結果、「450分の1」というはるかに高い確率を算出した。これについて欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)は、ニコ君の数字の方が正しいとの判定を下したのだ。
ニコ君は、2029年4月13日にアポフィスが接近する際、地球を周回する4万基の人工衛星のうちの1基または複数と衝突するリスクを考慮に入れた。人工衛星は秒速3.07キロ、高度3万5880キロの周回軌道に載っているが、アポフィスは高度3万2500キロ地点を通過するため、人工衛星と衝突する可能性がある。その場合、アポフィスの軌道がずれて2036年の再接近時に地球と衝突する確率が高くなるという。
NASAもニコ君も、アポフィスが地球に衝突する場合、直径320メートルで重量2000億トンの鉄とイリジウムの塊が大西洋に落下するという点では一致している。このときの衝撃波で巨大津波が発生、多くの沿岸部や海岸線が消滅し、分厚い塵が長期間地球を覆うと予想される。
ESAのお墨付きをもらったニコ君の計算は、地元で行われた科学コンテストの際に発表されたものだという。(c)AFP