西瓜売り

♪窓の外では、西瓜売り。声をからして西瓜売り♪井上陽水の歌に、こんなのがなかったっけ。あれは、氷の世界だ。すると冬の歌で、夏ではなかったのか。何を売っていたのだろう。

窓の外から演歌が聞こえて、「すいか～♪、甘いすいか～♪」の声も聞こえて来た。我が家の家族は西瓜が大好物だ。特に父には腎臓の為にも西瓜は良いと聞いているので、なるべく食べるようにしている。ようやく夏も本番になって、西瓜も求めやすくなった。勿論、庄内砂丘でも西瓜は採れるのだが、どちらかと言うとメロンの栽培が盛んだ。山形県では、尾花沢が美味しい西瓜で有名である。今日の西瓜屋さんも、山形ナンバーの軽トラックに、西瓜をどっさり載せて売りに来た。

幾らと聞くと５００円からだと言う。我が家では無駄な物は冷蔵庫で冷やさないようにして、西瓜の皮は剥き、中身を食べやすい大きさに切って、大きなタッパーに入れて冷やしている。あまり大きな西瓜をかっても、切って入れるタッパーに限りがあるので、なるべくなら小さい方が良いと、小さめのを４つ買った。それを仏壇前から床の間まで、ズラーっと並べて置いた。今回の西瓜屋さんは、いつもの若いお兄ちゃんと違って、まん丸の姿の良い西瓜は売ってはいなかった。もしかして我が家のような山奥に来るまでに売れてしまったのかも知れない。悪く言うとちょっと売り物にならないのを持ってきたのかと疑う程だった。味は良かった。西瓜らしい甘い西瓜だった。

尾花沢の道の駅では、この時期になると沢山の西瓜を屋外のテントの下で販売する。「試食だよ、食べてみて！」と渡される西瓜も見事に甘い。道の駅の売店では、西瓜を煮詰めて作った西瓜糖なるものも売っている。自然の甘さなのだそうだ。尾花沢では、新庄まで自動車道が繋がった。私たちはとても便利に使っている。ところが、今まで国道沿いに並んでいた、西瓜や果物の直販売店では、売り上げが８０％以上もダウンして、死活問題になってしまったのだそうだ。ある時、自動車道ではなく、国道を走ってみた。コンビニもガソリンスタンドも、店を閉めていた。まるで10年も時が過ぎたような、そんな錯覚に陥った。ああ、本当に大変だったのだ。

本当に良いのか

甲子園に桐生第一が出場して、本当に良いのか。
犯行を何度も重ねてきたこの生徒は、ちょっと悪質な感じがする。
校長の説明では被害者に対する謝りの気持ちはサラサラなかった。野球部員が特別扱いされているのだけど、連帯責任はないのだと言う。まぁ、謝罪会見をノーカットで見た訳ではないので、深くは追求できないのだけど。