無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

面白い物見つけた

2008-09-19 13:49:17 | 建築・都市・港
山形新聞のHPに「昼と夜は別の顔」と言う記事があった。どんな内容だろう。昼は男性で夜は女性に変身するとでも言うのだろうか。最近ではそんな事は珍しくもないしと、ゲスの勘ぐりをしながら中身を読んでみた。あら、可愛い!
他の新聞社と違って、山形新聞は記事の更新が速いため、全文を載せてみようと思う。

---------9月18日付けの記事より--------

デジタル情報開発(山形市、佐藤順英社長)が奈良先端科学技術大学院大学などと協力し、商品化を進めている特殊な発光塗料を使った看板が完成し、17日に第1号の商品として山形市内の歯科医院に設置された。昼間と夜間でデザインが変わるのが特徴で、今後、販売を拡大していく。

 特殊な塗料は、ネオジムなど希土類と有機分子を結合させた物質で、通常時は無色透明ながら、ブラックライトなどの紫外線を照射することで発光する。同大学院がフルカラーによる発光を可能にし、デジタル情報開発が、この素材を使った商品の開発、販売を担当している。

看板が設置されたのは山形市成沢西2丁目のやまだ歯科医院。医院名が書かれた木製の看板の上に、塗料を混ぜた透明のプラスチック板を重ねている。看板の近くには蛍光灯型のブラックライト2機を設置し、夜間に点灯させることで、透明のプラスチック板に歯ブラシなどのデザインが浮かび上がる。

 価格は工事費別で8万円。デジタル情報開発は、紫外線の照射に低コストの発光ダイオード(LED)を使った装置を開発中。現在、海外の高級ブランドや国内自動車メーカーからも引き合いがあり、多様な用途での商品開発を進めている。



昼の顔 と 夜の顔

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山形県は、有機ELなど、革新的な工業が多い。そんな中でこんな可愛い看板やポスター、服地と、素材は何でもかまわない光塗料開発をしている会社があったのだ。
デジタル情報開発

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菊を喰む

2008-09-19 10:30:07 | 食べ物
季節は秋になり、ローカルニュースで食用菊の摘み取りが始まったと伝えられた。山形県内では、昔から食用菊の栽培が盛んで、消費も多いと聞いている。赤紫の「もってのほか」を初め、様々な種類の菊が販売されている。この「もってのほか」は昔から食べられてきた物だが、何故このような名前が付けられたのかと調べると、謂われは数多くあるようだ。あまりに美味しいので家の当主意外に食べるのはもってのほかだったり、菊が尊いお方(天皇家)の家紋なので、そのご紋を食べるなんてもってのほかだったりする。

菊を食べるときには、花の中央部が少し苦みがきついので、外側の大きな花びらだけを摘んで、酢水で茹でる。もってのほかは、綺麗な赤紫色が保たれる。それをお浸しにしたり、他の物と加えて和え物にする。シャキシャキした食感がたまらない。変わったところでは、味噌と一緒に煮込んで、菊味噌にする。熱いご飯の上に載せても美味しいし、熱いお湯を注いで味噌汁にする。インスタント味噌汁のハシリのような物だ。

山形の帰りに、尾花沢の道の駅で、ナンバンの枝と栗と黄色の食用菊を買った。ともさんが買ってきた緑色の茄子も見つけたが、一度白い茄子を買って失敗しているので、見るだけにした。この辺りでは茄子も塩漬け保存して冬になって食べるようで、酒田のようにせいぜい芥子漬けやミョウバン入りの朝漬けを、さっさと消費する所とは食文化の違いがあるようだ。

コメント (11)
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