無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

柚子

2008-12-23 19:38:25 | 食べ物
柚子4個と格闘をする。まずは柚子を熱いお湯で洗い、水気を拭いて横半分に切る。「試してガッテン」で、柚子を絞るときには、切り口を上に向けて絞ると良いと載っていたので、それを真似てみる。この絞り方だと、皮のオイルが一緒にジュースに入って、風味も良くなるのだそうだ。ちょいと皮を持つ手に力を入れて絞ってみた。





次にジュースや実や袋が混ざっている中から、種を取り出す。柚子の種を使った化粧水を作る為だ。種だけを量の10倍の焼酎か、水に浸けてヌルヌルになるまで待つ。それを顔の丈夫な人はそのまま、弱い人はグリセリンなどを入れれば、香りの良い化粧水になる。ところが、それを浸ける焼酎がない。芋焼酎の黒霧島ならあるが、幾ら芋焼酎好きでも、化粧の香りに芋はいかんだろう。そう思って、先日の檸檬酒の上澄みをすくって種に入れてみた。



柚子を4個も搾ったのに、取れたジュースはたったこれだけ、意外に少なかった。絞りかすや一部の皮は、上澄みが少なくなった檸檬の酒に入れて、コラボさせてみる。檸檬だけよりも、香りが良いのではないかと思う。お酒の上の方が赤いのは、蓋が赤いだけではない。柚子の色が映えたものだ。




なんと言っても量が多いのは柚子の皮だ。この皮も白い部分も一緒に食べると、苦みが消えるのだそうだ。他の柑橘系の皮とは、随分と違う物だと思った。普通なら蜂蜜漬けにして、お湯で割ってゆず茶にする。ところがどっこい蜂蜜がない。そこで応用編として、メープルシロップにした。柚子にはどっちがどっちか分からんだろう。量が多くて、蓋が閉まらないのが欠点だ。



先日のコーヒー酒と一緒に並べてみる。何故、作業途中の写真がないのかと言うと、手がヌルヌルのグチャグチャなので、カメラに触れなかった。柚子を搾って感じたことは、他の柑橘系とはまったく違って、ジュースも濡れた皮も、ヌルヌルする事だ。これなら、柚子湯にすると言う謂われも分かる。部屋中に柚子の良い香りがした。

 アマリリス「グワシ・まことちゃん」


コメント (7)
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