無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

飛翔体

2009-04-06 13:26:55 | 社会
北朝鮮では平和目的の人工衛星だと言っているテポドンだが、金総書記も発射を見たという。その金総書記の立場は国家主席ではなく、北朝鮮の最高のポストの国防委員会委員長なのだそうだ。人工衛星は軌道に乗り、国防委員長を讃える歌を歌っているのだそうだ。うふふ
アメリカからの情報では、テポドンの飛翔距離が北朝鮮の発表よりも短く、その意味では失敗ではなかったのかとも言われている。

4日の誤報の発表の時に、テポドンを「飛翔体」と聞き慣れない言葉でニュースは伝えた。こんな言葉は初めてだと思っていたら、過去のニュースですでに使われていた。前回の発射失敗のテポドン2号の時、当時の阿倍官房長官が「北朝鮮の飛翔体」と呼んでいた。何故当たり障りのない飛翔体などと呼ぶのだろう。はっきりと弾道ミサイルって呼べば良いのにと思う。と、ここまで書いて面白い書き込みを見つけた。今回の飛翔体は、殺戮兵器を積んでいる訳でもないし、人工衛星の機能もない、目的のない物を飛ばしたから飛翔体と呼ぶのが丁度良いんだとあって、なるほどと納得した。世の中には利巧な人がいるものだ。ニュース速報

そう言えば、昔は北朝鮮のニュースを流すとき「北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国」と必ずと言ってよいくらいに、ダブルで呼んでいた。いつから北朝鮮と略して呼ぶようになったのだろう。許可でも取れたのだろうか。ちっとも民主主義じゃないのにな。


↓Em-netのコメントの欄で、大道寺零さんが飛翔体について詳しく書いておられます。
コメント (4)
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