無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

秋・日曜日

2009-11-09 14:31:10 | 動物・自然
11月1日に、酒田市の市長・市議会議員選挙が始まった。出陣式の最中にも雷が鳴り、とても寒い選挙戦の幕開けだった。合併する前は春の頃の選挙で、日も長く日増しに暖かくなる絶好の季節だったのだが、この時期から冬に向けての選挙は心底寒くて、タフな身体をしていないと倒れてしまいそうだ。車の窓から片手を出して手を振る動作も、雨風の時には辛いものなのだ。



市長には3名、市議(定員30名)には34名の立候補があり、県知事選、衆議院選に続くねじれ現象が溢れ、何が何だか判らない選挙だった。それも8日の投票日には全て決着が付いた。日和山公園のやすらぎの塔のそばの古い公民館がいつもの投票所になっていて、午前中の早い時間に出向いて投票を済ませた。



公園の子供の広場のやすらぎの塔は、戦没者の慰霊の為に建てられた塔で、傍らに黄色に色づいた銀杏が綺麗だった。



公園のサクラも、色づくと共に散り始めた。



公園では冬囲いも済み、雪の訪れを待っている。



毎年、飛び切り綺麗な黄色の絨毯になる日枝神社の銀杏は、いつもの調子が出ないようだ。



七五三の子供を連れた家族を追い掛けて日枝神社へ向かう。



それからひとっ飛びに、Nさんと山小屋へ車を走らせた。AさんやEさんとキノコ鍋を食べる約束をしていたのだ。山小屋の傍の倒木にはナメコ(残念ながら時期が過ぎていた)が着いており、ナメコのほだ木だと言うナラの木には、ムキダケが並んでいた。
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酒田の和菓子

2009-11-09 14:22:43 | 食べ物


酒田市中町の清水屋デパートの近くに、古くから営んでいる杉山麹屋さんがある。味噌、麹、酒粕を始め、伝統的な和菓子と言うか駄菓子を売っている。醤油の実とか塩納豆は、よその地域でも売っているものだろうか。



和菓子、あんこ玉、饅頭の他、右側のピンク色の物は、最中の皮のような器に乾燥した甘い小豆が入っていて、子供の頃にはよく食べた物だ。



「そうそう、これ知ってる。」と独り言が出てくるような、昭和の時代にタイムスリップしたような店先だった。
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秋・最上川

2009-11-09 14:07:22 | 動物・自然
2日続けて山形へ行く。行きは後部座席で楽ちんだった。最上川沿いを走ったとき、対面の紅葉を撮す。最上川の舟下りは大賑わいのようだった。建築士会の全国大会の時も、尋常でない人数が殺到して、舟下りの会社の人達は大喜びだったとか。紅葉の中で船に揺られるのも良いが、雪見の時もなかなかのものである。



帰りは私が運転手だった。行きとは打って変わって、濃霧の中の運転で必死でハンドルを握った。村山を過ぎた辺りから最上川沿いを抜けるまで、驚くほどの濃霧だった。辛うじてセンターラインが見えたから、地吹雪よりはマシだったのだろう。



研修会の前に寄った山形市銅町にある鋳物の店。酒田市はずっと昔に旧町名が代わり、職業にちなんだ町の名が消えてしまったが、山形はそれが残っている。銅町には鋳物の店がずらっと通りに並んでおり、入ったこの店は皇族の方も寄られた店のようだった。



鉄瓶に限らず、様々な製品が古い和箪笥の植えに並んでおり、もっとゆっくり眺めたいと思った。
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