加藤条治選手が銅メダルを獲ったので、私はすっかり腑抜けのようになってしまった。ああ、これで終わっても良いな。トリノの会場に置き忘れてきたメダルが、やっと手元に帰った気分なのである。トリノの時の出番を待つ辛さは、今回の整氷機のアクシデントの比ではない。加藤選手の直前に滑った選手が転倒して、氷面を調整するために数十分待たされた。何時開始されるか分からない。靴を足にきつく固定するので、スケートを履いたままでは20分が限度などと言われていたのに、それ以上は待たされたと思う。一緒に滑る選手も同じ条件であったとしても、オリンピックの大舞台でテンションを下げないで待てるものなのだろうか。でも、あの経験が現在の加藤選手を育てたと思う。長いスランプも克服し、自分では金メダルを獲れる自信があっただけに、口惜しいと言う気持ちも理解できる。それでも、良く頑張ったねと言ってあげたい。
さて、話は変わって、服装がナンタラで非難を浴びている国母選手だが、私はあの映像を見て「おっ、かっこいいじゃない。」と思った側の人間なので、とやかく言える立場ではない。腰パンにしたり、制服を改造したり、そんな若者は一人もいないよと言う日本ではない。ちょい悪親父もあんな服装をしていたので、若者や高校生だけの特権でもない。自分だって学校の制服のスカートのベルトの所をチョイチョイと巻いて、ちょっぴりミニにしてみたではないか。非難を浴びせている人間は、一度もやったことが無い人なのだろう。スノボをしている人のスタイルとしては、何の変わった所がないと思うのだが、マスコミも一緒に寄って集って、国母選手をつるし上げにしている。私にはそれが虐めのように見えるし、これから試合に向かう選手のモチベーションを下げてどうするのか。それこそオトナのすることだろうかと思ってしまう。きちんとした開会式や入村式でもあのスタイルなら、注意すればいい。選手の廻りに張り付いていた関係者は、何をしていたのだろう。
オリンピックに出場するのに、日本の代表とか、国の金で行っているのだからとか、中には召還せよと言う人もいる。ほほう、すると国母選手は、オリンピック強化選手として長年国が面倒見てきたとでも言うのかい。スノボが上手く強い選手がいるってんで、ポイで金魚すくいをするように、選んだだけだろう。4年前の荒川選手の時にも書いたように、家族や廻りの人達、応援する企業がいて、選手は育ってきたのではないのか。どうもJOCやIOCのように、オリンピックを商業化し、自分たちの組織を守ろうとする人間に、最近は嫌気を覚えている。スノボをオリンピック競技に加えたのも、スキー人口がスノボ人口に変わってきているからだろう。
昨日のTVの映像で、加藤選手と中島選手の務めている会社が、「日本電産サンキョー(株)」と同じなのに驚いた。いつまでも学生のわけがないのだが、スキーの火を消してはならないと、部の存続を決めた社長さん(先代も)のような方がいるから、細々と日本のスポーツは成り立っているのだと思う。この不況の折り、名門と言われたスポーツ(例えばアイスホッケーチーム)でも、消えてしまったのが沢山ある中、本当に有り難いことだと思う。
そんな訳で、なるほどと思わせてくれたブログが ひでたんのつぶやき動画ブログである。
もう一つ、選手をかばったら解任させられた元コーチのブログもあるのだが、現在は消されたかアクセス出来なくなっていた。その内容がコピペされたものが 国母問題についてだ。
さて、話は変わって、服装がナンタラで非難を浴びている国母選手だが、私はあの映像を見て「おっ、かっこいいじゃない。」と思った側の人間なので、とやかく言える立場ではない。腰パンにしたり、制服を改造したり、そんな若者は一人もいないよと言う日本ではない。ちょい悪親父もあんな服装をしていたので、若者や高校生だけの特権でもない。自分だって学校の制服のスカートのベルトの所をチョイチョイと巻いて、ちょっぴりミニにしてみたではないか。非難を浴びせている人間は、一度もやったことが無い人なのだろう。スノボをしている人のスタイルとしては、何の変わった所がないと思うのだが、マスコミも一緒に寄って集って、国母選手をつるし上げにしている。私にはそれが虐めのように見えるし、これから試合に向かう選手のモチベーションを下げてどうするのか。それこそオトナのすることだろうかと思ってしまう。きちんとした開会式や入村式でもあのスタイルなら、注意すればいい。選手の廻りに張り付いていた関係者は、何をしていたのだろう。
オリンピックに出場するのに、日本の代表とか、国の金で行っているのだからとか、中には召還せよと言う人もいる。ほほう、すると国母選手は、オリンピック強化選手として長年国が面倒見てきたとでも言うのかい。スノボが上手く強い選手がいるってんで、ポイで金魚すくいをするように、選んだだけだろう。4年前の荒川選手の時にも書いたように、家族や廻りの人達、応援する企業がいて、選手は育ってきたのではないのか。どうもJOCやIOCのように、オリンピックを商業化し、自分たちの組織を守ろうとする人間に、最近は嫌気を覚えている。スノボをオリンピック競技に加えたのも、スキー人口がスノボ人口に変わってきているからだろう。
昨日のTVの映像で、加藤選手と中島選手の務めている会社が、「日本電産サンキョー(株)」と同じなのに驚いた。いつまでも学生のわけがないのだが、スキーの火を消してはならないと、部の存続を決めた社長さん(先代も)のような方がいるから、細々と日本のスポーツは成り立っているのだと思う。この不況の折り、名門と言われたスポーツ(例えばアイスホッケーチーム)でも、消えてしまったのが沢山ある中、本当に有り難いことだと思う。
そんな訳で、なるほどと思わせてくれたブログが ひでたんのつぶやき動画ブログである。
もう一つ、選手をかばったら解任させられた元コーチのブログもあるのだが、現在は消されたかアクセス出来なくなっていた。その内容がコピペされたものが 国母問題についてだ。