無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

水の話

2010-02-27 19:37:12 | 


JIAの地域セミナーは、霞城セントラルで行われた。28歳の家具デザイナーの講話は、私たちが忘れていたものを呼び起こしてくれた。家具のデザインもシンプルで素敵な物だった。

セミナーが始まる前に会場に入った私達は、セミナーの開かれる部屋がまだ使用中だったのを幸いに、内部をかっ歩して山形市の歴史のパネルを見ていた。


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同じフロアに日本語学校の子供達(?)のポネル展が展示されていた。
まずは見ていただこう。

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エジプトのブース

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フランスのブース

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イギリスのブース

時間があまり無かったので、中身を詳しく見ることが出来なかった。
帰ってから見てみようと撮してみた。
外務省と環境省が後援をしているようだが、世界の水の問題をどれだけ把握しているのだろうか。水問題は奥が深いので、時間があったら取り組んでみようと思っていた。
水の豊かな日本に住んでいると、水の有り難さが身に染みていない。「21世紀は水で戦争になるよ。」とも言われているほど大事な物だが、少しづつ取り上げてみたい。
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大石田のだんご屋さん

2010-02-27 15:48:47 | 建築・都市・港
数日前に、S氏が天童へ行く途中に大石田で、美味しい団子屋さんを見つけたのだそうだ。山形市で行われるJIAの地域セミナーに参加する前に、その団子屋さんへ行こうと言うことになり、S先生と3人で出かけた。前日の暖かすぎる天気とは打って変わって、朝からシトシトの雨である。雨と霧の中、47号線を走る。



暖かい雨が降れば、一気に雪は溶けてしまうのだろう。最上川沿いの道路を走っても、対岸がよく見えないほど、空気は霞んでいた。



ここは本合海付近の最上川である。



猿羽根のトンネルを抜けると、雨が小降りになってきた。尾花沢の銀山へ向かう道路と反対方向へ曲がって、大石田を目指す。
大石田は、最上川舟運で栄えた町で、今もその名残がそこここに残っている。これは町役場の斜め前に建っていたクロスカルチャープラザで、建物が船の形をしていた。



千本だんご屋さんへ着く。左側が店で、続きの右側は工場のようだ。煙突から煙り(湯気?)が盛んに上がっていた。



下屋のベンチには赤い毛氈が掛かっていた。甘い物の店なので客層は女性が多いだろうと思ったらさにあらず、中年のおじさま達が、1本づつ好きなのを選んで、店でお茶を飲みながら食していた。6-7種類の団子があって、注文すると若い女性が目の前で餡をつけてくれる。なかなか美味しい団子だった。おみやげに買ったら、賞味期限が当日で、なるほど次の日には硬くなっていた。



ベンチのそばにあった福寿草



工場の奥に蔵があって、蔵座敷になっていた。「ご自由にお上がり下さい。」とあったので、中に入ってみる。



扉の枠の漆喰仕上げがとても綺麗だった。



漆喰の扉の他に、木製の戸が2枚着いていたのだが、押しても引いても、ビクともしなかった。1枚は欅の引き戸のようだ。

 長押の金物が綺麗だった。



天井板は玉杢が使われていた。



襖の絵も手描きのようだ。





この襖も面白い造りになっている。



この襖の富士山の絵も手描きのようだ。




床の間を背にしてお雛様が飾られていた。



桃の節句も近く、村山地方の雛のみちが始まろうとしている。この辺りも、北前船からの舟運で京のお雛様が数多く運ばれ、現在も残っている地域だ。
コメント (6)
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