無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

シックハウス

2010-08-05 16:06:11 | 建築・都市・港
贅沢だ、広すぎると、一般国民からやり玉に挙がっている議員宿舎だが、その豪華さとは裏腹に、どうやらシックハウスのようだ。一部の議員からは、中に入ると、とても気分が悪く、身体がだるくなって、いられないと言われている。敏感な人は、エレベータを下りた辺りで、具合が悪くなるようだ。

俗にシックハウスと呼ばれている物は、室内に化学物質を発散させる建材などを使って作られた建物だ。住宅は、個人的な疾患として見られていたが、日本で最も謙虚に問題になったのは、実はシックスクールである。日本は慌てて、法整備した。

現在では、建築基準法を元に、ホルムアルデヒドなどが発散するような建材や接着剤を禁止し、さらに24時間換気を義務づけて室内環境を整えようとしている。ただし、安直にビニールクロスを室内に用いると、規定以外の化学物質が検出される。最も恐いのは、家具類だ。これは建築の法律の範囲外なので、家具を入れる場合は気を付けてと言う以外にない。

化学物質過敏症は、発症に個人差があり、一度抗体が出来ると永遠に続く。同じ量でも発症しない人もいるが、身体に良い訳がない。議員のサイクルを早めようとする魂胆か、議員よりも秘書の方々の方が大変だろう。換気するのが一番なのだが、窓は僅かの通風しか考えていないようだ。
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船に乗る

2010-08-05 08:45:30 | 建築・都市・港
今回の「港で働くおじさんの話」は、漁協のお兄さん(本人がそう呼んで欲しいと)が、ロープを使って、もやい結びを教えてくれた。1人1mのロープを、机の上に上げた椅子の脚に巻き付けて、練習をする。上手に結べるようになった人は、実際のアンカーに太いロープを結んでみる。



机の上に載っているのは、実際に使われていたアンカーで、重さは20kgだった。見た目よりもずっと重い。



お昼のお弁当を食べてから、港へ向かった。酒田本港には、海上保安庁の船を始め、内部を公開している船がずらりと並んでいた。



探検隊の第1班は、救命胴衣を着用して、船に乗り込む準備をする。



これが、国交省酒田港湾事務所の港湾業務艇「みずほ」である。
丁度後ろにみえるのが、7月に進水した「ニュー飛島」のようだ。



八戸海上保安部巡視船「しもきた」。その後ろが・・・



海上保安庁巡視船PS201「つるぎ」。これは一般公開されていない。秘密の多い船である。何故かと言うと、不審船を追跡する任務が多いのだ。
これを見て、私が小学生の頃を思い出した。学校の行事で、海上保安庁の船に乗ることがあった。案内してくれた方が、「本当は船室も見せたいのだけど、夕べ一晩、朝鮮の船を追い掛けていたので、乗組員が休んでいるから入れない。」と説明してくれた。あの頃からも不審船がいて、庄内浜は絶好の密入国の場所だと、誰かの小説にも載っていた。その後の拉致問題を考えると、「人さらいがいるから・・」と教えられたのは、まんざら嘘ではなかったのだ。



これは、県立加茂水産高校の練習船「鳥海丸」。生徒達が子供達の為に、タッチプールの魚を釣って持ってきてくれた。後ろの小さな船は、保安庁の巡視船「べにばな」である。



酒田北港に停泊しているのは、海上自衛隊のイージス艦「鳥海」である。この日はあいにく曇り空で、鳥海山をバックに「鳥海」を撮ることは出来ないようだ。海の上からイージス艦を見るのは初めてだ。「鳥海」と言えば、ハワイ沖の迎撃ミサイルを思い出す。





外洋は波の高さ1m程、風も強かったので、「しもきた」の体験航海は中止になったようだ。本港に入ってきてから、「みずほ」の屋上に出る。風も心地よい。ジェットで噴き出す波も綺麗だ。
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