真ん中のガマの穂の下から1/3の左側が、ほつれて白い綿が見えた。
警戒警報発令。このままでは、大変な事になると、花瓶から新聞紙に移すことにした。
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少しのショックでも破裂するだろうと準備をする。
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破裂と言っても、一気に爆発するのではなく、糸を解くように、シュルシュルと穂から綿が溢れ出てくるのだ。ちょっと振ってみたら、見る間にほぐれて、新聞紙一杯になった。大変だ。止めなくちゃと思った時には、人間が動く空気に乗って、ふわふわと空中に浮き出した。新聞紙を畳んで爆発を止めようとしたが、この行為自体無謀だった。軽い、ものすごく軽い。
綿は床に流れ出し、何処までも広がっていく。ガマの穂1本で0.5立米以上になると思う。
しまった。外でやるんだった。
警戒警報発令。このままでは、大変な事になると、花瓶から新聞紙に移すことにした。
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少しのショックでも破裂するだろうと準備をする。
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破裂と言っても、一気に爆発するのではなく、糸を解くように、シュルシュルと穂から綿が溢れ出てくるのだ。ちょっと振ってみたら、見る間にほぐれて、新聞紙一杯になった。大変だ。止めなくちゃと思った時には、人間が動く空気に乗って、ふわふわと空中に浮き出した。新聞紙を畳んで爆発を止めようとしたが、この行為自体無謀だった。軽い、ものすごく軽い。
綿は床に流れ出し、何処までも広がっていく。ガマの穂1本で0.5立米以上になると思う。
しまった。外でやるんだった。