酒田港が重点港湾に選ばれてから、行政だけでなく民間が動かないと、数年後には見直しで外されるかも知れないよと言われてきた。今回「酒田港振興会議」の立ち上げと共に、官民挙げての「酒田港振興戦略推進大会」が、11月17日、酒田市の総合文化センターで開催された。

30年後の未来の酒田港を目指して活動していた「酒田港長期構想委員会」の人数と部会があまりに広がりすぎたため、発展的解消をし、コンパクトに詰めて活動をし易くしたのが、この酒田港振興会議である。記念講演に、長期構想の委員長であった(社)日本港湾協会会長の栢原英郎(かいはら)氏に「酒田港の未来」を語って貰った。

これは開会前の様子

その後、リレートーク方式で、東方シルクロード貿易促進協議会の新田嘉一氏を始め、山形県副知事の高橋節氏、東北地方整備局副局長の宮本卓治郎氏、酒田市副市長の本間正巳氏、東北公益文化大学の黒田昌裕学長が、各々の立場からコメントをなさった。興味深い内容だった。

実践の発表では、酒田リサイクルポートの加賀谷氏が、現状と新しい取り組みを話された。
21世紀はアジアの時代。他のアジア諸国は元気なのに、何故日本が落ち込んでいるのか。日本の円が110円台なら国内に工場を置いても採算が取れるが、80円台では成り立たない。庄内の強みは何なのか。TPPをうまく利用して行くことが大事である。諸外国に工場を移さなければならない企業の他、どうしても日本に置かなくてはならない企業もある。エネルギー。特に新エネルギー供給がそれだ。基地が必要になるのか、ロスを省く為に散らばる方が良いのかはこれからの検討である。港を活かすには荷物をいかに集めるか、道路とセットで進めて行くことが重要であろう。

30年後の未来の酒田港を目指して活動していた「酒田港長期構想委員会」の人数と部会があまりに広がりすぎたため、発展的解消をし、コンパクトに詰めて活動をし易くしたのが、この酒田港振興会議である。記念講演に、長期構想の委員長であった(社)日本港湾協会会長の栢原英郎(かいはら)氏に「酒田港の未来」を語って貰った。

これは開会前の様子

その後、リレートーク方式で、東方シルクロード貿易促進協議会の新田嘉一氏を始め、山形県副知事の高橋節氏、東北地方整備局副局長の宮本卓治郎氏、酒田市副市長の本間正巳氏、東北公益文化大学の黒田昌裕学長が、各々の立場からコメントをなさった。興味深い内容だった。

実践の発表では、酒田リサイクルポートの加賀谷氏が、現状と新しい取り組みを話された。
21世紀はアジアの時代。他のアジア諸国は元気なのに、何故日本が落ち込んでいるのか。日本の円が110円台なら国内に工場を置いても採算が取れるが、80円台では成り立たない。庄内の強みは何なのか。TPPをうまく利用して行くことが大事である。諸外国に工場を移さなければならない企業の他、どうしても日本に置かなくてはならない企業もある。エネルギー。特に新エネルギー供給がそれだ。基地が必要になるのか、ロスを省く為に散らばる方が良いのかはこれからの検討である。港を活かすには荷物をいかに集めるか、道路とセットで進めて行くことが重要であろう。