無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

特に子供達に注意してください。

2011-03-19 11:12:04 | 震災東日本大震災
停電がおさまり、やっと着いたTVは、どこの局も一様に震災の内容を流していた。初めて知った今回の津波の恐ろしさ、被害の数々、大人であっても繰り返し見せつけられるのはいたたまれない。親戚や知り合いはどうしているだろう、安否が心配なのは誰でも一緒だと思う。それに、被災者が一番欲しい情報を、現在のTV局は流していないと思う。もっときめ細かい地元の放送局を使って、必要な事を適格に伝えて欲しい。視聴率を取るために、被災者をだしにしないで欲しい。

また、被災地から遠く離れた地域の子供達には、一刻も早い通常の放送にして見せて欲しいとも思う。大人達は物を買い占めするのではなく、通常に買って食べて飲んで、楽しんで笑って欲しい。経済の低迷は、復興にプラスにはならないと思う。買い占めたつもりの金額を義援金にしたり、自分の貯金箱に少しづつ貯めて、何年後かに復興した東北を旅して欲しい。本当に良い所なのだから。

さて、話は変わって、いつも楽しく拝見させて頂いているめぐろのY子さんのブログに、とても大事な事が書かれてあったので、ご紹介したい。

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【災害時のメンタルケア】
◆1.今こそ自分自身のメンタルケアを。
今はまだ地震直後であり、
だれでもアドレナリンが噴出している時です。

こういう時は何かをしたくてたまらなくなりますが、
まずはその自分自身の感覚に意識を向けてみましょう。
細々意識してみることをトラッキングといいます。
自分自身に対するサポートを最初にしてください。

私たちが落ち着いているか、
不安エネルギーをまき散らしているかによって、
様々なことが違ってきます。


◆2. テレビの視聴には気をつけてください。
*特にお子様、感受性の強い老若男女の方々。
身体がだるくなったり、ボーッとしたり、
涙が出てきたり、
妙な罪悪感が湧いてきたり、
不安状態にある自分に気づいたら、
即刻テレビを消すか、必要なニュース速報のみが
流れてくる全く違う番組にしてください。


テレビで繰り返し繰り返し流される悲惨な映像は、
非常に強い吸引力を持ちます
(とかく最近のメディアは人々の不安をあおるのが特徴です)。

人によっては催眠にかけられたように
テレビの前から動けなくなる人もいるでしょう。
こうした映像に何度も何度も自分をさらすことは、
何の役にも立ちません。
***私たちが生きていく為に必要な情報が得られれば、
それだけでいいのです!***


トラウマの渦の引っ張り込む力は
とてもとても強力です。
サンフランシスコ大地震の時は、
繰り返されるメディア報道が人々にもたらすネガ
ティブなインパクトは甚大だったといいます。


◆3. 今一番に必要なのは、
身の安全を確保することです。
避難場所、食べ物、人々が安全かどうかを
チェックすることが優先です。


◆4. そして非常時に最も大切なのは、
人とのコミュニケーションです。
人を求めるのは、とてもとても自然なことです。
その時の自分の思いを言葉にして、
所属するコミュニティでシェアしたり、
身近な人に伝えてみてください。
コメント (4)
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