無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

北前船がやってきた

2011-08-19 23:45:38 | 建築・都市・港



昨夜来の暴風雨も治まり、北前船のみちのく丸が無事に酒田港へ入港することになった。



今か今かと待ちかまえる中を、タグボートに引かれて、高いマストの船が静かに入港してきた。



速度は人間が歩く程度のスピードで近寄ってくる。



歓迎の大漁旗が振られている。



みちのく丸は、前後にタグボートを控えていた。



接岸する間にも、写真を撮る人々が集まった。私もその一員である。



船からロープが投げられ、岸壁に引き寄せられる。





船の上の乗組員と、陸地で待ちわびる関係者。



お疲れ様!



頑丈に造られているだけかと思ったら、意外に金物などの装飾が美しい。



光っているのは、銅板を加工した物と思われる。



釘1本1本が、手作りの和釘である。



マストは杉で高さが26m程と聞いた。思ったよりも大きい。



船長以下乗組員がタラップから降りてきた。



お祝いの樽酒を受け取る船長。



古式に則り、神明坂からこんぴら(漢字がちょっとあやふや)神社と神明神社に向かう。
階段の途中の黒い生き物は、猫である。この階段は20年ほど前に補修した。



鳥居の先の階段は、昔からの物で、石も角がとれてかなり薄くなっている。しかもかしいでいる。



こんぴらさんにお参りした後、神明さんにもお参りをする。



海洋センターの方に戻ってくると、明日からのオアシス祭の前夜祭で、祭のミニ山鉾や千石船の御輿が飾られていた。



海鮮市場の二階のとんやで、歓迎の大宴会が始まった。こんなに沢山の人が集まるとは思わなかった。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする