無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

みーつけた!

2012-03-18 16:31:37 | 食べ物
さくらさんの福寿草が綺麗に咲いたので、私のはどうなっているだろうかと、雪深い裏庭に行ってみた。
我が家の裏庭は、建物に囲まれていて、屋根の雪が集中して落ちる。数日では消えそうにもない雪の山だった。

福寿草の鉢が置いてある辺りの雪を払ってみた時・・・



椎茸を見つけた。でっか~い!
雪の中で、よくこんなに育った物だ。3個着いていた。
昨年、椎茸のほだ木を、庭に立てかけていたのだ。

下の青い葉っぱは、わさび。
左の茶色の鉢が、福寿草。
咲いている筈もない。
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見学会

2012-03-18 15:20:33 | 建築・都市・港
3月17日、建築士会酒田支部女性部主催の見学会が開催された。



上喜元でおなじみの酒田酒造さんの新事務所である。これはバイヤー向けの物で、内部もなかなか素敵なデザインだった。



会議室と言うか応接室というか。吹抜から製品の棚が見える。



見たことのない上喜元が並んでいる。この中の何種類かは、地元では販売されていないのだそうだ。ほとんどは首都圏へ行く。全国で数店舗しか小売りしていない酒もあるとか。勿論、海外へも輸出している。



工場の入り口はこちら。傘福を展示している山王くらぶの駐車場の隣の酒田旧市内に位置している。
日本酒の消費量は、昭和47年をピークに下がり続けている。蔵元も全国に5000あったものが現在1000に、年に各県1の割合で減り続けている。アルコール飲料そのものの消費量が減っているが、中でも日本酒が顕著なのは、多量に作り出しているメーカーの日本酒が、旨い酒を供給しないからではと言っていた。酒造りは、生き物を扱う難しい仕事で手が抜けない。それを取り仕切るのが杜氏だが、自社で杜氏を持っていず、渡り杜氏(組合を通すそうだが)を雇う酒蔵も多いそうだ。杜氏は下で働く職人とチームを組んで渡り歩くそうだが、酒造会社の社長よりも偉く、給料も1000万円からだそうだ。しかも寒い時期の半年しか働かないことになっている。農家の農閑期や漁業の冬の仕事として、杜氏を行う人が多いと聞く。

米を材料にした日本酒は、元々巫女が作ってきた。権力者が下々へ振る舞う物として酒があったようだ。それがいつの頃からか、杜氏が男性の仕事となった。酒は米と酵母と麹、水によって出来ている。何故、それが酒になるのかが科学的に判ったのが、100年ほどしか経っていないと言う。以前の酒は水が硬水だとうまく造られる。その硬水の産地の代表的なのが、上方の灘・伏見で、幕府への献上品として渡ったうまく出来た酒が下り酒、失敗した酒をくだらない酒として地元で消費された。現在使われている「くだらない」の語源が、ここから来ているそうだ。最近では硬水で作られた酒よりも、軟水仕込みの方が日本人の口に合うようになり、米所の東北へ産地が移ってきている。毎年の品評会でも東北の酒が金賞受賞が多くなったそうである。

そんな日本酒の予備知識を教えて貰って工場へと向かった。
あ、もう一つ思い出した。清酒には、純米酒や純米吟醸のように、純米と書いてある物以外は、醸造用アルコールを入れるのが当然で、そのアルコールは主に度数40度の焼酎だそうだ。酒を薄めている訳ではない。品評会へ出展する酒にも、醸造用アルコールは入れているそうだ。



暖かく木の香りもしそうな麹室に入れて頂いた。左の人物が社長さんで、自ら杜氏でもある絶対権力者だ。本当は優しい人物なのだが。
表面を削り取った酒米を蒸して、冷ましながら酵母を混ぜて麹を作っている所。温度管理に非常に敏感である。



出来た麹を寝かせている場所。味見をしても良いと許可が出て、皆で少しづつすくって食べた。ほんのりと甘みがある。これをぬるま湯に入れるだけで、美味しい甘酒が出来ると言う。欲しい欲しい!



ほらね、綺麗でしょ。



これが酵母



酒樽の中で、ふつふつと音を出しながら発酵している。造って3日目の物と、それから10日経った物を試飲させて頂いた。これを上品な「どぶろく」と言う。う~うまい!
その他、酒蒸し場、しぼりの機械、梱包場など立て続けに見せて頂いた。




さて、これからが反省会である。見学は2班に分かれての行動だったが、場所を中町に変えて一同の顔合わせとなる。この会から参加のメンバーもいた。



酒田で買えない酒も混じっている。「どれが高いの!」「高いのから飲もう!」と、まずは右の大吟醸で乾杯をする。切り子の小さなグラスに半分くらいの量が全員に行き渡った。



「次はどれにする?」「これが高いよ。」3年物の古酒である。低温で熟成を止め、動かすことも味に影響があるとかで、飲む時に一番良い状態に保つのが大変らしい。私はこれが一番美味しかった。
で、酒田で買えるの買えないの?



4つのテーブルの上を、一升瓶が舞う。そんな楽しい宴会だった。
それにしても、なんて美味しい日本酒なのだろう。
ああ、口がおごってしまう。
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2012-03-18 15:15:33 | 食べ物


写真の日付を見ると、3月13日である。余所の道路の雪は綺麗に溶けているのに、我が家の前にはまだ雪があると写したら、この雪である。



そんな時には、暖かい物を食べよう。チャルメラの醤油味は常備食だが、チャンポンは初めてだ。



キャベツをどっさりと入れてみた。以上
食べての感想は? 以上
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