無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

変じゃないか

2012-04-06 08:58:24 | 建築・都市・港
冬柴さんと初めてお会いしたのは、国交省の大臣室だった。ふかふかの絨毯の上で名刺を交換した。日沿道の酒田みなとICから遊佐までの延線の陳情だった。大きな身体を揺すって話をされていたのが印象的だった。酒田港女みなと会議の座長の水戸部さんの急死で、後日酒田で偲ぶ会を開いた時にも、「お友達だったからね。」と出席していただいた。この時には大臣を辞められていたけど、一個人の葬儀にわざわざ遠方からと驚いた。もっとも水戸部さんは交友が広くて、文壇文人芸能界マスコミにも大勢の知り合いがいた。生前はうまく水戸部さんを利用していたと言う言い方は良くないかも知れないが、そんな人たちの参加は見られなかった。



その冬柴さんが亡くなられたのは昨年の12月5日だった。長く厳しい冬を通り抜け、道路や港でお世話になった酒田でも偲ぶ会を開催する動きが起こった。その会の発起人が写真の通りである。県知事を始め、党派を超えての顔ぶれの中に、酒田市長の名前がない。今回も市長は来れないんだとの失笑が聞こえるようである。
コメント (2)
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