無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

山菜採り

2012-05-14 10:04:13 | 動物・自然
12日、建築士会酒田支部の総会が料亭香梅咲で行われた。
(あれ、携帯で撮した写真が見あたらない)
懇親会の席上で、「明日あたり、山菜採りはどうだろう。」との話が出て、翌朝8時で出発する事になった。本来の山菜採りなら、明け方の暗いうちから出発して、日の出と共に作業を開始するのだが、それはお嬢様達の山菜採りで収穫も多量はいらず、楽しむのが目的なのでよしとしている。

ワラビ採りが目的だったが、現場は人の数が多く、ワラビ探しになった。採れないと言うことは疲れるものだ。春の山菜採りは秋のキノコ採りと違って、手ぶらで帰ることはない。ワラビが駄目なら他の山菜、特にフキは何処にでもあるので重宝だ。庄内でも酒田の人間は青いフキを好む。鶴岡の人は赤くても好きらしい。赤いフキはもったりしている。青いフキはシャキシャキとした歯ごたえだ。よさげな青フキがあったので、少し塩蔵出来るようにと量を採った。もう少し待てば大きくなるのだろうが、背が高いと茹でる鍋が大きくなければならない。それに虫喰いも増えるので、今の時期が丁度良いのかと思った。
今回、山にはカメラを持って行かなかった。収穫の山菜も撮していない。ワラビ、フキ、シオデ、ミツパ、アイダケ、ウド、ウルイが収穫だった。

母が丈夫な頃は、二人でワラビを背負って来て塩蔵した。母も行けなくなり、私も仕事で身動きが取れなくなると、食べる分だけを採るようになり、冬の頃には塩蔵品を買うようになった。今年はそれではつまらないと漬物用の桶を買った。それがでかい。ワラビも底に一列しか採れないのではと危惧したので、厚いビニールの袋を買ってきて、それぞれ山菜を詰めて桶に入れる事にした。



ワラビは木灰汁でアク抜きをして塩蔵した。左側がそれで、ほんの少ししかない。
右側は青フキで、これもさっと茹でて皮を剥き、塩蔵した。
塩をかけると水分がでて、色がでた。自然のアクの色も綺麗だなと思った。




ワラビを茹でたアク水を庭にまこうと鍋を持って出たら、見覚えのある葉が見えた。
一石二鳥作戦のジャガイモだった。芽が出たジャガイモの皮を厚く剥いで庭に埋めた。芽が出れば御の字、出なくて腐っても肥料になるだろう作戦だったのだ。こんなに出るのなら、もっと土を耕せば良かったと思うこの頃である。
コメント (2)
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