無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

鶴岡の天主堂

2012-07-15 19:06:22 | 建築・都市・港
鶴岡市の遊工房にお邪魔していると、外が騒がしかった。



でかいアメ車が4台並んでいた。



それはここで、結婚式が行われた為だと分かった。
カメラを持って走った時にはすでに遅く、ライスシャワーも花びらをまき散らすのも終わり、新郎新婦が教会の中に入ってしまうのが見えただけだった。



ここは明治に造られた鶴岡の天主堂である。酒井忠明公は酒井藩の殿様だと思う。



自由に誰でも入って良いんだよと聞いて、結婚式が終わった頃を見計らって入ってみた。



黒い聖母マリア像が有名なのだそうだ。



結婚式で使われた椅子の後片付けをしていた。披露宴会場から運んだ物らしい。写真を撮っても良いかと尋ねたら、どうぞどうぞとパンフレットを渡してくれた。長崎の大浦天主堂とは大違いだ。
中央通路は赤い絨毯で、両側が畳敷きだったのに驚いた。玄関には下駄箱が設置されていたから、信者達は畳に座ってお祈りをするのだろう。



この教会が出来たのは明治36年10月。黒い聖母像はフランスのノルマンディ州デリヴランド修道院からやってきたそうだ。聖堂左側の副祭壇に立つのは日本で1体だけだと言う。



マリア像の前から、祭壇のキリスト像を見る。



右側の副祭壇には・・・あれ?小さな子がキリストだろうと思うのだが。



マリア像の前には洗礼の為の聖盤があった。小さなタイルが埋め込まれており、美しかった。



教会後方には、懺悔室と上部にはパイプオルガンが見えた。どうやって登っていくのかと見たら、ごくごく狭い廻り階段がついていた。



玄関の廻りには、ステンドグラスが填められていたが、この教会はロマネスク寺院特有の窓絵が陽光を聖堂内に照らしている。硝子と硝子の間に、薄い透明な紙に描いた聖画を挟んである。残念ながら北側の窓絵は残っているが、南側は日焼けして色も飛んでいた。



リブ・ヴォールト天井も美しかった。
この教会は暖かい雰囲気がした。廻りが幼稚園であったのも一つ、色彩が暖色だったのと、祭壇のイエスキリスト像が十字架でなかったのが、大きな要因だと思う。
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ネジバナ

2012-07-15 18:53:23 | 動物・自然


ネジバナの季節になった。広場の芝生の上に、今年もネジバナが咲いた。毎年少しづつ増えているのがわかる。
一般的なネジバナは、その名の通りクルクルとねじれている。
小さな花だが、よく見ると一つ一つが可憐な蘭の花なのだ。



中には、まっすぐ素直に育ったものもいる。



去年白いネジバナを見た辺りを探してみたのだが、今年はどうしても見つからない。ごくごく薄い色のは見かけた。珍しい白色は、去年のうちに戴いておけば良かった。



おまけ:紫陽花とネジバナは同じ時期に咲くのが分かった。ネジバナの方がもっと遅いと思っていた。

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トマト

2012-07-15 17:54:32 | 食べ物


我が家の鉢植え畑にはトマトが4種類、育っている。これは黒いトマトで、葉の陰に隠れて色がついたのに気がつかなかった。4種類の中で、もっとも成長が著しい。添え木はとっくに卒業して、ブロック塀の隙間からひもで結わえている。何処まで伸びるのか、好きなだけ伸ばそうと思う。



これはハート型のトマトだが、上から撮したので、その可憐な(?)姿が分からない。



おまけ:虫喰いだらけのクチナシの花。甘ったるい香りが辺り一面に漂っている。花が終わるとポイポイと花柄を摘むのだが、きちんと実が出来れば、正月の栗きんとんに使う黄色の染料になる。私はそこまで育てたためしがない。
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道の駅

2012-07-15 17:42:16 | 建築・都市・港
山形市からの帰りに、道の駅のはしごをしてきた。



尾花沢の道の駅では、7月24日から本格的に西瓜を売り始めるそうだ。注文書を貰ってきた。ここで販売する西瓜は少々高いが、味は保証されている。この日は箱詰めの小玉西瓜を搬入していた。ちなみに1個いくらかと尋ねたら、1000円だそうだ。聞くだけにした。



これは西瓜畑。鳥よけが風で揺れていた。



戸沢の産直にも寄ってみた。雨が続いたので最上川の水嵩が増えていた。



ここの産直は小さい。「内部を撮しても良い?」と聞いたら、「私(店の人)を撮さなければ大丈夫。」と応えた。この店では、生の落花生を買った事がある。時々は珍しい物に遭遇する。



手作りのお餅も売られていた。



お米も餅米も生産者の顔が見えるようだ。
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