妹夫婦へ茨城のお土産を届けに行った帰りに、酒田市美術館の「堀 文子展」に寄った。
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開催の最終日が23日で、ぎりぎり間に合った。日本画家と聞いていたので、イメージが出来上がっていたが、画風の自由さに驚いた。
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団体に所属してはおらず、好きな時に好きな物を描くのだそうだ。普通の画家なら作風の流れのような物があり、パブロ・ピカソなら青の時代などと、成長するに従って変化するが、堀文子女史には何でもありだった。日本画のような物もあったが、ミロ、ゴーギャン、ルソー、点描も印象派も、いわさきちひろのような絵もあった。模倣とはならないのだろうが、あまりに自由である。1918年生まれで、現在も軽井沢とイタリアに本拠地を置いて活動している。もう100年寿命が長かったら、100年分作風を変えていくだろうなと思った。1枚、31歳の頃の写真が飾られており、写真家土門拳が撮した物だと言う。土門夫妻とも懇意で、旅行にも出かけたらしい。
絵葉書を3枚買ってきた。一番下のネコが鳥に噛み付いている様子が面白くて、これは外せないと思った。もう一枚、トラ猫の絵で、これも小鳥を咥えているのがあった。得意そうなネコの表情は非常に良かったが、食われた方の小鳥は明らかに死んでいた。ちょっと飾っておくには何だったので却下する。彼女の作品は、たぶん花の絵が有名なのだろう。
ナカジマアートのポストカードから、下から5段目、001-166 がその猫である。(あまり良く表情が見えないな)
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前回の展覧会で、この芝生の上に飾られていたガラス玉を見逃していた。一部は今日も美術館の窓の下に置かれていたのだが。
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芸術の秋である。
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開催の最終日が23日で、ぎりぎり間に合った。日本画家と聞いていたので、イメージが出来上がっていたが、画風の自由さに驚いた。
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団体に所属してはおらず、好きな時に好きな物を描くのだそうだ。普通の画家なら作風の流れのような物があり、パブロ・ピカソなら青の時代などと、成長するに従って変化するが、堀文子女史には何でもありだった。日本画のような物もあったが、ミロ、ゴーギャン、ルソー、点描も印象派も、いわさきちひろのような絵もあった。模倣とはならないのだろうが、あまりに自由である。1918年生まれで、現在も軽井沢とイタリアに本拠地を置いて活動している。もう100年寿命が長かったら、100年分作風を変えていくだろうなと思った。1枚、31歳の頃の写真が飾られており、写真家土門拳が撮した物だと言う。土門夫妻とも懇意で、旅行にも出かけたらしい。
絵葉書を3枚買ってきた。一番下のネコが鳥に噛み付いている様子が面白くて、これは外せないと思った。もう一枚、トラ猫の絵で、これも小鳥を咥えているのがあった。得意そうなネコの表情は非常に良かったが、食われた方の小鳥は明らかに死んでいた。ちょっと飾っておくには何だったので却下する。彼女の作品は、たぶん花の絵が有名なのだろう。
ナカジマアートのポストカードから、下から5段目、001-166 がその猫である。(あまり良く表情が見えないな)
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前回の展覧会で、この芝生の上に飾られていたガラス玉を見逃していた。一部は今日も美術館の窓の下に置かれていたのだが。
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芸術の秋である。