無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

堀 文子

2012-10-23 18:08:36 | 音楽・芸術・文学
妹夫婦へ茨城のお土産を届けに行った帰りに、酒田市美術館の「堀 文子展」に寄った。



開催の最終日が23日で、ぎりぎり間に合った。日本画家と聞いていたので、イメージが出来上がっていたが、画風の自由さに驚いた。



団体に所属してはおらず、好きな時に好きな物を描くのだそうだ。普通の画家なら作風の流れのような物があり、パブロ・ピカソなら青の時代などと、成長するに従って変化するが、堀文子女史には何でもありだった。日本画のような物もあったが、ミロ、ゴーギャン、ルソー、点描も印象派も、いわさきちひろのような絵もあった。模倣とはならないのだろうが、あまりに自由である。1918年生まれで、現在も軽井沢とイタリアに本拠地を置いて活動している。もう100年寿命が長かったら、100年分作風を変えていくだろうなと思った。1枚、31歳の頃の写真が飾られており、写真家土門拳が撮した物だと言う。土門夫妻とも懇意で、旅行にも出かけたらしい。

絵葉書を3枚買ってきた。一番下のネコが鳥に噛み付いている様子が面白くて、これは外せないと思った。もう一枚、トラ猫の絵で、これも小鳥を咥えているのがあった。得意そうなネコの表情は非常に良かったが、食われた方の小鳥は明らかに死んでいた。ちょっと飾っておくには何だったので却下する。彼女の作品は、たぶん花の絵が有名なのだろう。

ナカジマアートのポストカードから、下から5段目、001-166 がその猫である。(あまり良く表情が見えないな)



前回の展覧会で、この芝生の上に飾られていたガラス玉を見逃していた。一部は今日も美術館の窓の下に置かれていたのだが。



芸術の秋である。

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酒田どんしゃん祭

2012-10-23 18:03:50 | 建築・都市・港
日曜の朝は、土砂降りだった。雷もひっきりなしに鳴っていた。これは大変だ。酒田どんしゃん祭なのに。



雨が降ろうと出かける予定はしていたが、有り難いことに徐々に天気は回復し、風はあるものの絶好のお祭り日和になった。市役所の駐車場は満杯のようで、少し新井田川添いに設けられた市民会館の駐車場の隙間に車を入れ、清水屋に向かって歩き出した。



規模は酒田祭り程ではないが、中町通りを封鎖して店が並んでいた。



仏壇のさとうさんのお薦めの南三陸町の売店である。マグロの解体ショーも終わり、切り身のブロックは完売していた。まだ早い時間なのに、片付けを始めている。もっとも、これから南三陸までの道中は長い。
同じブースに、酒田の中通り商店街とネットワークを組んでいる長野と鹿児島の店も商品を並べていた。「酒田では、絶対に売っていないから」と、鹿児島の有名なサツマイモをゲットする。



公園広場では、抽選の結果発表が行われていた。



大通りの方から、ギターやドラムの音が流れてきた。



この4車線の道路も封鎖して、お祭り会場になっていた。



市民参加のフリーマーケットのようだ。



公益大とタイアップしたお祭りなのだろう。若い子が目立っていた。



ゆるキャラの登場。



紅花をモチーフにしたらしい。



子供達に、触りまくられていた。



清水屋の横では、別のステージが組まれ、和太鼓の演奏の後、ミュージックフェスティバルが始まった。

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水戸黄門

2012-10-23 17:35:49 | 建築・都市・港


バックの中から、建築士会全国大会いばらき大会の会場で、梅娘さんに頂いた「水戸黄門」の人形が現れた。高さ5cmの紙で出来た作品である。近づいてみると、ちゃんと印籠も帯の所に貼り付けてある。

これは単なる人形ではなくて、起き上がりこぼしになっている。どんな逆境にあっても、必ず起きあがる代物だ。建築士会員の手作りかしら。案内所にいた女性建築士のメンバーも、ピンクの衣装で統一されていたし、今回の全国大会は、やまがた大会よりも豪華だなと思った。

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