2月20日は鶴岡市で、20月26-27日は酒田市で寒鱈祭りが開催されている。酒田の寒鱈祭りには、消防の出初め式もあって賑やかだ。26日は地吹雪のとんでもない天候の中で行われたが、集まってくれるお客さんも偉いけど、もっと偉いのは沖で鱈を釣り上げてくれる漁師さんだろう。庄内で獲れる寒鱈はどれも美味しいのだろうが、とりわけ由良港の鱈はブランド物らしい。TV番組の「旅サラダ」に由良港でのライブがあった。

そんな中、庄内の女性建築士の「きーぷらん」では、毎年のように鶴岡市堅苔沢のKさん宅で寒鱈汁を楽しんでいる。27日は日本海のうねりが大きくて波の花が飛び交う7号線を走り、酒田から5人、出刃包丁を持参してむかった。Kさんは雄雌2匹の由良港産の大きな鱈を準備してくれていた。私が取りかかったのはタグを外した雄の方で、大きなシンクいっぱいに横たわっていた。

これは雌。前日卵を取り出して片身を醤油漬けにしてくれていた。

残りの片身は鱈の子炒りにする。酒田味はこんにゃくと鱈の子だけ。鶴岡味は人参や大根を入れたつゆだくなのだそうだ。鱈汁にしても、酒田と鶴岡では製法も入れる材料もが違う。今回は味噌と酒粕の酒田味になった。ただし豆腐も葱も入らない鱈だけの豪快で贅沢な鱈汁である。お椀に盛った汁の上に、冬の岩場から採ったばかりの黒い岩のり(生)をかけて磯の香りを楽しんだ。(写真は撮り忘れた)

鱈汁は、鱈の身を入れるよりも白子や肝臓やアラを入れるのが本格的で、通称ドンガラ汁と呼ぶ。雄の身は美味しいので、刺身用に切り昆布締めにした。雌の身は塩砂糖片栗粉卵の白身と混ぜ、ミキサーに掛けて、15分ほど蒸して手作りのかまぼこにする。かまぼこなんて、スケソウで作っても良いのに、贅沢に寒鱈の身で作る。これは美味しかった。

総勢15人でご馳走を持ち寄る。
中央が羊羹で、その上がエゴである。柚子風味の酢味噌で食べると絶品である。左の枝豆入りは大根などが入ったハリハリ漬け、庄内の冬の名物である。

ゼンマイの煮物も美味しかった。ゼンマイの太さに驚く。中央のお重には、湯葉が入った稲荷と、味が染みた大根は美味しかった。右上はほうれん草と春菊の胡麻和え。

ポテトサラダに、トマトや茄子、モッツァレッラチーズを挟みバジル味のイタリアン、ワラビの漬け物などが並んだ。料理を一通り食べた後には、スイーツの嵐がやってきて、口もきけないほどの満腹になった。手作りのお菓子などが並んだが、もう動けずにそちらも写真を取り忘れた。

そんな中、庄内の女性建築士の「きーぷらん」では、毎年のように鶴岡市堅苔沢のKさん宅で寒鱈汁を楽しんでいる。27日は日本海のうねりが大きくて波の花が飛び交う7号線を走り、酒田から5人、出刃包丁を持参してむかった。Kさんは雄雌2匹の由良港産の大きな鱈を準備してくれていた。私が取りかかったのはタグを外した雄の方で、大きなシンクいっぱいに横たわっていた。

これは雌。前日卵を取り出して片身を醤油漬けにしてくれていた。

残りの片身は鱈の子炒りにする。酒田味はこんにゃくと鱈の子だけ。鶴岡味は人参や大根を入れたつゆだくなのだそうだ。鱈汁にしても、酒田と鶴岡では製法も入れる材料もが違う。今回は味噌と酒粕の酒田味になった。ただし豆腐も葱も入らない鱈だけの豪快で贅沢な鱈汁である。お椀に盛った汁の上に、冬の岩場から採ったばかりの黒い岩のり(生)をかけて磯の香りを楽しんだ。(写真は撮り忘れた)

鱈汁は、鱈の身を入れるよりも白子や肝臓やアラを入れるのが本格的で、通称ドンガラ汁と呼ぶ。雄の身は美味しいので、刺身用に切り昆布締めにした。雌の身は塩砂糖片栗粉卵の白身と混ぜ、ミキサーに掛けて、15分ほど蒸して手作りのかまぼこにする。かまぼこなんて、スケソウで作っても良いのに、贅沢に寒鱈の身で作る。これは美味しかった。

総勢15人でご馳走を持ち寄る。
中央が羊羹で、その上がエゴである。柚子風味の酢味噌で食べると絶品である。左の枝豆入りは大根などが入ったハリハリ漬け、庄内の冬の名物である。

ゼンマイの煮物も美味しかった。ゼンマイの太さに驚く。中央のお重には、湯葉が入った稲荷と、味が染みた大根は美味しかった。右上はほうれん草と春菊の胡麻和え。

ポテトサラダに、トマトや茄子、モッツァレッラチーズを挟みバジル味のイタリアン、ワラビの漬け物などが並んだ。料理を一通り食べた後には、スイーツの嵐がやってきて、口もきけないほどの満腹になった。手作りのお菓子などが並んだが、もう動けずにそちらも写真を取り忘れた。